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1年ぶりの京都へ

こんにちは。
月曜日担当の山中です。

3月も10日を過ぎて、ハラカドの準備や月末の個展の準備に追われて、心が落ち着かない日々を過ごしています。
やるのか、やらないのか、毎日問われて、頭の中が整理がつきづらくなっています。
42年生きてきて、今が一番忙しく、気の抜けない状況です。

そんな中ですが、先週の木金で1年ぶりに京都を訪れました。
TERASも昨年、一昨年と出展させていただいたDIALOGUEが開催されていたからです。時間に余裕がない中で、会社に無理言って行かせてもらいました。

僕たちにとって「京都」そして「DIALOGUE」は大きな転機になった場所とイベントで、今年ハラカドに出店できることになったのもたくさんの経験と繋がりを作ることが出来たからだと思っています。
2022年にキュレーターさんからのお声がけをいただいたという理由だけで、何の繋がりも実績のない中で、飛び込むような思いで参加させていただきました。
京都のイメージは歴史が深く格式が高い。新参者で伝統に沿った刺し子をしている訳ではない僕たちのアイテムが、京都の人に受け入れてもらえるか不安しかありませんでした。厳しい言葉をたくさんかけられるのではないかとビクビクしていたのを覚えています。
それでも、その時は現状を変えるために何かアクションを起こさなけれればならないという危機感に迫れていました。


昨年の出展の様子

ところが、僕たちの展示を見てくださった京都の方々のリアクションは真逆で、今までで一番アイテムを丁寧に見てくださる方が多かったです。
僕は京都に抱いていたイメージが間違っていたことをすぐに実感しました。
京都は歴史がありながらも先見の明を持った方が多く、だからこれだけ人を惹きつける場所であり、京都というブランドが世界にも認められているのだと感じました。

2度のDIALOGUE出展をきっかけに京都のブランドやメーカーさん、ショップさんとたくさんお仕事をさせていただきました。今でもお取引や付き合いのある企業さんがいくつもあります。
また、東京からのバイヤーさんとの繋がりもできて、都内での企画展に繋がったこともありました。まだ、お仕事にはなっていませんが、世界的に有名なハイブランドのテキスタイルデザイナーさんも2度来てくれたりしました。おかげさまで、たくさんの経験と実績を積むことができ、自分たちの活動とモノづくりに自信を持つことができました。

昨年の様子 pt.2

今回は出展ではなかったですが、お世話になった運営の方々や過去一緒に出展していた出展者さんが温かく向かい入れてくれて嬉しい気持ちになりました。そして、ハラカドに出店することを皆さん喜んでくださいました。
僕は仕事をする上で、繋がりをとても大切にしています。
たくさんの繋がりの中で、仕事をさせていただいているのです。
僕たちと仕事してよかった、そう思っていただけるような仕事とやり取りを心がけています。
いつになるか分からないけど、今よりも成長してDIALOGUEに戻ってきたい気持ちがあります。その時には、TERASが出展しているかDIALOGUEに行こうと思っていただけるように。それがDIALOGUEへの恩返しだと思っています。

忙しくても大切な気持ちを忘れずに仕事をしていきたいです。

4回目の開催です

今月末、29・30日は栃木市 ヒト匙+さんでの4回目の個展です。
こちらでも、たくさんの経験を積ませていただきました。
回を重ねるごとに、楽しみしていただいている方がいるのを実感しています。ハラカドの準備に追われていますが、こちらの個展用に新たなアイテムも準備を進めています。来週くらいには少しお知らせを出来るかと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

【TERAS SPRING EXHIBITION 2024】
at ヒト匙+
栃木市嘉右衛門町4-3(油伝味噌さん向かい側)
3.29 Fri - 30 Sat 11:00〜16:00


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