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僕らの福祉108



自社HPでは出店情報や取扱店舗などの情報を更新しています。

【株式会社TOMOS company HP】


こんにちは、吉田です。

ここ最近はようやくスタートしたハラカドの事や陶器市の内容がメインになっていたので、また少しづつ福祉の事も書きたいと思います。


少し前にDVDでも見ようかな、と某媒体で映画を探していたところ、「僕が跳びはねる理由」というタイトルの映画を発見し、同じタイトルの本を持っていたので気になり見てみました。


その本や映画は東田直樹君という、重度の自閉症をもっている当事者が、コミュニケーションの取り方や考えている事を綴っているものでした。

彼はパソコンや文字盤を使用する事で会話が出来ます。

文字盤ポインティングを使って会話

彼は話そうとすると言葉が頭から消えてしまうためそれを防ぎ 会話を成り立たせるために考えられた方法のようです。


僕が過去支援してきた方達、今現在弊社で支援している自閉症の子の中では会話が難しい方ももちろんいます。
日々スタッフが向き合い、言葉で、音で、文字盤で時計で。
様々なコミュニケーション方法を試みながら本人の意図を汲み取ろうとしている中で、自分の意思を伝えられる自閉症をお持ちの方がいる事に衝撃を受けました。

それでも本人は内面を全て表出しているわけでなく、本当の自分の言葉を人に伝えられるまで長い時間がかかったと話しています。

映画では世界中の当事者を取り上げその人の生活をリアルに映し出しています。
発展途上国では現在でも、奇声をあげたり不思議な行動をする自閉症の方を「あの人は悪魔に取り憑かれた」とまだ育児が必要な段階でも、育児放棄をするのもリアルに描かれていました。

他の国では東田君と同じようにポインティングを習う事で、自分の意見が相手に伝わるようになり「ようやく人権を取り戻した」と言っている当事者の方もいました。


現在も、これからも生きる事が困難な人達をたくさん見る事になると思いますが、「みんなが生きやすい世の中とはなんだろうか」
そんか疑問はいつも投げかけていたいと深く考えさせられました。

興味がある方は是非見てみてください。



今日もありがとうございました!!


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