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落水洋介さんの講演を聴いて

今日、落水洋介さんの講演を聴講してきました。
 
 
落水さんは9年前にPLS(原発性側索硬化症)という症状を発症されました。
 
 
PLSとは運動神経に障害をきたす症状で、下肢や上肢の自由が効かなくなり、次いでしゃべりにくさや飲み込みにくさが加わりつつ、最終的には寝たきりへの進行するといわれてます。


現在治療法はなく、国から難病指定されている症状です。


発症後は多くのものを失ったとご本人が仰ってましたが、一方で症状が進行している今が最も幸せだとも仰ってます。
 
 
実際に現在は、キャリア講師の育成や学校や企業への講演活動を精力的に行なわれているそうで、縁あって今回は札幌で講演する運びとなったそうです。
 
 
そんな落水さんの講演。
 
 
実は聴講する動機となったのはご本人ではなく、
講演会を企画した2人の友人のIさんとNさん。


日頃から誰かを想い、誰かのために行動されるIさんとNさん。
 
 
周囲の人たちからの信頼が厚い2人が「ぜひ聴いてほしい!」と強く推す落水さんの講演。
 
 
講演内容よりも、2人への応援という動機から参加を即決したのでした。
 
 
そして、講演を聴き終えた今。
 
 
こうして文章を作りながら、落水さんの話を聞けた幸運の有難さを噛み締めています。
 
 
講演を聴講した方々が受け取ったものはそれぞれ違うでしょうが、IさんとNさんが強く推す理由が分かった気がします。
 
 
だって、登壇してほんの数分でファンになっちゃいましたから笑
  
 
会場にいる人達の心を鷲掴みにしてたと思います。
 
 
とにかく明るくてユーモアが引き込まれる方で、一方ではPLSを発症してから現在までの
体験に裏打ちされた話には印象的な話や言葉、表現が目白押し。
 
 
そんな中、個人的に印象的だったことをひとつ挙げます。
 
 
それは、落水さんご自身が「落水洋介は現象」と仰っていたこと。
 
 
現象はどこまでいっても現象であって、意味を
つけるのは人それぞれ、と語る落水さん。
 
 
目の前の落水さんの様子から憐憫の感情を抱くか、

或いは夢を持って生きる姿に憧憬の想いを抱くか。
 

多くの人から色んな感情を向けられ、向き
合ってきた落水さんだからこそ、到達した
究極の客観視だと思っています。
 
 
私自身も他人からみれば、日常の中の現象の
一つ。
 
 
様々な感情を向けられて当たり前。
 
 
必要以上に他人の感情に気を割かなくて
いいんだな、と感じました。
 
 
ところで、先ほどの現象への意味づけについて。
 
 
私は落水さんには憧憬の想いを抱いてます。
 
 
そうなったのも、「キラキラした大人を
増やす」という落水さんの夢に共感したから。 
 
実際に口に出しつつ、活動もされておられる有言実行の姿が素敵です。PLSという難病に侵されているからではなく、一人の大人として格好いい。
 
 
自身もそう在りたいと強く思いますし、できる
なら肩を並べて取り組めたら最高だな、と想像
してます。
 
 
未来に希望を持つ子ども、自身を認めて誇りを
持つ子ども、そんな子を私も増やしていきます。

そのためにも、まずは私自身が夢を持ち
チャレンジするキラキラした大人になります!
 
 
最後になりましたが、落水さん、企画から今日の会に至るまで奔走されたIさん、Nさん、スタッフの方々。
 
 
今日はありがとうございました!

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