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離島で和食を学ぶ「島食の寺子屋」2024年度

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離島で和食を学ぶ「島食の寺子屋」1年間コース(2024年度生)の生徒たちによる日記。季節ごとに感じたことや、日々の料理の振り返りなど、食にまつわる記事をお届けします。
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記事一覧

卯月のいろは

 島の春はめまぐるしく姿を変え、追いかけるのに必死だった。春から初夏に向けて、自然がぐん…

海士町に来て早一ヶ月

今までは、生まれ育った長野県の雄大な山々に囲まれた景色と家族が大好きで、地元を離れるとい…

3月下旬私は、不安を実家に置き、一流の日本料理人になるという志を持ってこの島にやってきた…

あっという間に。

初の島暮らしスタート。                                 …

自分で決めた道

~"島食の寺子屋"で1年間過ごすことに感謝と覚悟を持って学ぶ~ 何気ない、有意義でもない高校3…

4月「出会い」

こんなにもたくさんの出会いをした4月は、これまでもこれからもないと思う。    目に映る景…

4月:授業内容

1. 野菜・山菜の収穫 大根や蕪などの畑で出来た野菜から山に入って獲れる蕨(わらび)、タラの芽、山椒、土筆(つく し)、ふくぎ茶の素となる花や枝といった春ならではの自然の恵みをいただきました。 畑ではこれからお世話になる農家の方々と出会い、収穫や稲の育苗など次への準備を手伝わ せてもらいました。そこでは春の山菜や新鮮な魚を使ったお昼ご飯をご馳走になり春の日差し のような人の暖かさに触れ、新年度の緊張をほぐしてくれました。 山では普段入ることのない所まで登り下り山菜を追い求

本物を見る

わたしは、自然、ごはんが大好き。 小学3年生の頃、校外学習で小さな山の学校に行った。 後ろ…

島食どっぷり生活のはじまり、小さな変化

●「いろんなものを食べるってことは、そんだけ世界も広がるってこと。」  週末にシェアメイ…

研ぎ 澄ます

新学期が始まり、今年度で7期生。 新しい生徒を迎えて、関係各所に挨拶周りをして、さあ大根…