『007 ノー・タイム・トゥー・ダイ』(実写映画)

視聴環境:Amazon prime video

※多少ネタバレします。

【内容】 
悪の組織の作り出した細菌兵器から人類を守るため、ジェームズ・ボンドが活躍する。

ダニエル・グレイグ版のジェームズ・ボンドとしての最終作。

【感想】
冒頭、暗殺者として、能面を被った男が出て来て、氷が張った湖に閉じ込められ、脱出するなど、とても印象的なシーンから始まる。
日系人監督ならではの演出があったりしたのが印象的でした。
凄く詩的なセンスの映像だなあと感じる冒頭でした。
映像の端々にセンスを感じる作品でした。
最後、自己犠牲的な展開になるのは、いい意味でも悪い意味でも、日本的な感覚なのかなあと感じたりもしました。
ただ、これが従来型の007的な映画なのかというと、違うのかもしれないなあと感じたりもしました。

一旦はイギリスの諜報機関を解雇されたジェームズ・ボンドの代わりに、007になったのが黒人女性が出ていました。
公開当時、わりとネットでは叩かれていたのですが、個人的にはこれはこれで面白いなあと思ったりもしました。

やはりダニエル・グレイグは画面に映ってるだけでも、独特のリアリティー感とか華がある役者さんだなあと改めて感じたりしました。
子役の女の子をはじめ、その他の役者陣も凄く魅力的で良い演技をしているのも、印象に残った作品でした。
映画公開当時はそこまで評判は良くなかった印象でしたが、個人的には結構楽しく観ることが出来ました。

https://www.007.com/no-time-to-die-jp/

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