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開業時にやってはいけないベスト3

第3位:ランニングコストをあげる(見栄を張る)
第2位:借入をする(自己資金で賄う)
第1位:技術力の過信(一生勉強)

第3位の理由

ランニングコストをあげる一番は、人件費とテナントや広告費
自分の城を持つという意味では、開業するという夢のステージでお店に対する理想は相当高まっての開業だと思います。
が、しかし、、、
セラピストサロン。
確かに、見た目の印象や店内雰囲気はとても大事です。だからといって、素敵な店内だったから、また行きたくなるとは限りません。

第一印象が素敵なほど、実際に施術を受けて、普通の施術力(お客様からしたら)特徴のない手技だと当然次また行きたいとは限らないわけで、
また、立地条件の良いテナントは家賃、土地代もランニングコストを引き上げます。
加えて、人を雇ってスタートするとランニングコストを爆上げします。
今の日本において、人を雇うということは、支払う手取り給料の2倍は必ず必要で、社保、労災、雇用保険の社会的な税負担に、スタッフの有給休暇、慶弔休日や残業、休日出勤分、育休産休など
雇われていた時では給料が安いと文句をいえたけど、実際に雇う側になれば、一人当たりの給料と別に用意すべきランニングコストを準備する必要性に驚くはず。

とにかく、セラピストサロン。
最初に知人や以前勤めていた繋がりなどからご祝儀来店はあっても
飲食店や雑貨店のような開店したから行ってみよう
という業種ではありません。
ランニングコストを極力低くすることは最初の3年間とにかくシビアに行くことが大事です。

第2位の理由

セラピストサロンは他の業種とことなり開業費とても格安で済みます。
だからといって、お客様が使用するベッドやタオルなどはお金をかけるべきですが、ともあれ、開業費は出来れば自己負担でがんばりたい。
セラピストサロンは、開業から収益をあげられるほど容易くないです。
お客様を地道に増やして、ある一定客数を超えると毎日たくさんご来店あります。
その毎日たくさんご来店下さるまではとにかく必死に営業して、『経営』という部分がおろそかになります。
というか、最初から経営をしっかり考えて営業活動できる人はすごい人だと思います。
多くは、必死のパッチで集客をがんばって気づけば毎日忙しくなってという流れだと思います。
その忙しくなって、売上もあげられるようになると、、、
無借金でスタートが理想ですが、仮に借入をしてスタートするにしても必ず5年目、7年目くらいに大きな・・・こちらの事はまた後程

第1位の理由

言わずもがなですが、私が整体師として働き始めた20年以上前、
今ではちょっとズレた健康情報も多分にあります。
また技術力も長く何度もお客様がご来店いただくためには、技術力の改良、提案力は必須であり、それも10年経つとまた新しい何かが、、、
というように、過去の技術力は常に超えていく努力こそが
ランニングコストを下げたり、借入を増やさず、安定したお店運営の大前提です。

数年前、素晴らしい技術力で数か月待ちの整体師さんのお店がありました。
ところが、少し変わった手技は何となくお客様が減り始め、気づくと。。。

とにかく、第1位は、資格や修行期間が長い人とほど陥りやすい内容です。この文章を書きながら私も肝に銘じで今日も過ごしたいと思います。

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