見出し画像

人にしかできない仕事

ありがとうと言われ
ありがとうで見送る

そんな優しさであふれるセラピストという仕事
将来性に関しては
大きくは稼げないかもしれないが
まだまだ未来は明るい

AIやデジタル化により様々な業種が淘汰されている昨今
20年前には当たり前にあったレンタルビデオ、写真屋さん、CDショップ、本屋さん。
他にも様々な業種で当たり前にあった仕事が失われる移行期間であるかのような時代です。

では、セラピストという仕事はどうだろう?
マッサージチェアに代表されるように、近年マッサージチェアの進化もすごい。
骨格に合わせて微調整してくれたり、強め、弱めの好みも細かく調整できるし、とても心地よい。

でも、
人の手に勝るものは、まだまだ

そもそも人の手には不思議な力がある
昔から「手当」という言葉あるように
手でさすってあげると気持ちが安らぐのは
オキシトシンという脳内物質が放出されいわゆる『幸せホルモン』が気持ちも癒してくれると証明されている。
また、マッサージで人をさする人も
なぜか幸せな気持ちになる。
もちろん、施術の上手い下手はあっても『さする』だけでも効果がある人の手は、マッサージチェアに負けることはない。

まだまだ将来性はある

人の体は骨格、筋肉の質は当然
身体を触られた時の感覚など
個人差があるのは当然
この個人差に沿って施術できるのがセラピストの技術力であり、また多様性に富んだお客様の要望に応えられる技術や知識を提案できるのもセラピストの仕事
そのため、一貫性が取れないために
大量生産、大量販売ができないからセラピストのお店は量販店のように一気に出店数を伸ばすことも厳しい。
一部一気に全国展開するリラクゼーション、セラピストサロンはあるが、必ずしも量販店のように長く店舗を維持、売り上げを確保できることはない(このことについてはまた後術)

同じように手に職の理美容業界も
髪質、頭の形、骨格、情感など、ある程度のデータがあれば個人に似合うスタイルは提供できても
それを実際にカットし、スタイリングするとなると
さすがにまだまだロボットには厳しいと思う。
セラピストも
お客様によっては、「肩が凝って」と言っても実は足のほうがはっていたり、腰が痛かったなど、実際に施術しなければわからないことや先ほど述べた強さ加減、筋肉の質などそれらを複合してお客様に提供できる技術はロボット技術でもしばらく先の未来の話だと思う。
またデジタル化の流れに、細かな作業、長時間のパソコン業務、スマホによる目の疲労などは、需要が増大している。
そして、高齢化社会に伴い、医療、介護職員の方の増加、または家族の介護による疲労など
セラピストの需要はすでに生活の一部になっている。

確かに、マッサージチェアの進化もこれから続くと思うので、セラピストの技術力、知識と提案力は試される部分はあるが、
セラピストの需要は今後ますます必要と確信しています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?