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はじめての減量/白帯マスター3ルースター級の社会人の場合

はじめての減量

人生ではじめて減量というものに取り組みました。

アマチュアの方が試合出場を目指すにあたり、
1例として参考になれば幸いです。

僕は2023年5月に柔術を習い始めました。
その時点での体重が57kg〜59kgくらいでした。

体が動かない、そして大怪我

稽古をはじめて痛感したのが、
自分のイメージ通りに体が動かないということです。

6歳〜25歳まで空手をやっていたのですが、
そこから約15年間全力を出すような運動をしていなかったこともあり、
本当に体が動かない。

その結果2023年10月までの約半年間で、
肋軟骨損傷・足指骨折・首の椎間板ヘルニアになりました。

柔術の稽古が楽しすぎて、
怪我をしても騙し騙しやっていたのが良くなかったのですが、
半年してこれはダメだとようやく思い立ち、
肉体改造に取り組みました。

まずはバルクアップ


フィジカル強化のために、

1.揚げ物禁止で、
それ以外の食べ物を食べれるだけ食べる。
(vs夜叉猿時の刃牙のイメージ)

2.お酒は仕事の会食時のみ。

3.間食は素焼きナッツ。

4.サプリはクレアチン。

に取り組みました。

その結果2024年2月の時点で62kgまで増量できました。
また体重の増減に一喜一憂するストレスを避けるため、
体重の計測は週1にしていました。

社会人のトレーニング量

稽古及び練習量ですが、
環境的にめちゃくちゃ柔術できる!
という訳でもなく、
柔術ができる日はミニマム1時間〜マックス2時間。
柔術ができない日はソロドリルとフィジカルトレーニングを
ミニマム1時間〜マックス1時間半。
それを平日5日行い、
土日は完全休養(一切運動しない)というスケジュールで行いました。

柔術をはじめて気づいたのは、
仕事前や仕事後のスマホをいじる時間をトレーニングに変えるだけで、
時間は作れるということ。

そして、
定期的な運動をすることで体調も良くなり、
仕事にも良い影響が出ること。

ということです。
いいことしかないですね!
無茶をして怪我をすることさえ気をつけられれば。

そして減量へ

ここからようやく減量です。

2024年6月の試合に出ようと考え、
3月から減量をはじめました。

まず取り組んだことは、

・パン禁止 
・パスタを食べる際はペペロンチーノ
・中華料理禁止
・ご飯を1膳に
・家では和食中心に
・チーズ、バター、卵をできるだけ避ける
・ケータリングはカオマンガイ(皮を剥ぐ)

です。

減量取り組み前、
2月29日の計測時の体重が61.4kg。

上記を行ってみて、

3月28日の計測時の体重が60.5kg。

一カ月で900g減量できました。

メンタル面でいうと、
バルクアップ時がものすごく頑張って食べていたので、
上記の摂生を行ってもほぼストレスが無い状態でした。
また、外食もお店的な部分では中華料理店以外はOKだったので、
仕事の会食でも迷惑をかけることなく減量が遂行できました。

そのままの食事を続け、

4月22日の計測時の体重が58.6kg。

プラス1ヶ月で約2kg減量できました。

メンタル面に関して、
ペペロンチーノ・白米・カオマンガイをOKにしていたのが大きかった気がしています。
家でも外食でもケータリングでもとても美味しく食事を摂ることができたので、
仕事をしながらの減量も苦になりませんでした。
お酒が好きな方、パンが好きな方、中華料理が好きな方はちょっとしんどいかもしれません。

ルースター級が道着込みで57.6kgの階級なので、
56kgジャストを目指してここからラストスパートです。

・朝食、納豆ご飯とサラダとみそ汁
・昼食、おにぎり2個もしくは会食
・夕食、海鮮丼とキムチ豆腐とみそ汁

に食事を切り替え、
クレアチンの摂取もストップ。
会食時も断酒。

5月2日の計測時の体重が56kgジャスト。

約10日間で2.6kg減量ができ、
ルースター級の体重を作ることができました。
また、ラストスパート時は毎朝体重を計測するようにしました。

家系的に血管があまり強くなく、
水抜きをするのが怖いこともあり、
試合の3ヶ月前から時間をかけて
減量に取り組むという手法を今回は採用してみました。

感想としては、
つらくなく減量できて本当に良かったなというのが最大のポイントで、
好きな食事を減量中も摂れたことが幸運でした。

もっと上手くやれば2ヶ月でも可能な気もしたので、
次回のバルクアップ→減量もnoteにできればと考えています。

どなたかの参考になれば幸いです。
最後までありがとうございました。









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