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ビヨンド・ユートピア脱北がやばかった

おはようございます!

今日は約2時間くらいの睡眠なのですが、二日に一回くらいのペースであればこの睡眠サイクルもなんとかなるなあと実感しているwataruです。


今日は久しぶりに天気も晴れだし、この勢いのまま一日元気に活動していこうと思います。


ということで本日は「ビヨンド・ユートピア脱北がやばかった」というテーマでお話をしていこうと思います。


というのも一昨日念願の”ビヨンド・ユートピア脱北”という映画を観にいくことが出来て、その映画がとんでもなく素晴らしかったので、その感想についてこの熱が冷め止まぬうちに綴ろうと思います。


まず映画の概要を簡単に説明すると、主題の大きな軸としては北朝鮮から脱北する家族に焦点を当てたドキュメンタリー映画で、脱北する家族のリアルな道のりや脱北というものの実体、それに付け加えて北朝鮮という国の構造やその実態、他国や過去の歴史からの因果関係などが描かれているドキュメンタリー映画なんですね。

※詳しい内容はこちらにリンクを貼っておきます

映画『ビヨンド・ユートピア 脱北』公式サイト本年度サンダンス映画祭USドキュメンタリー部門受賞!「楽園」と信じた場所を離れ、家族は決死の脱北を試みる―死と隣り合わせの脱北を捉えた、奇跡のドキュメンタリー!

transformer.co.jp


まあざっくりとした内容はそんな感じで、詳しく観たい方は実際に映画館に足を運んでみてもらえれば良いと思うんですが(新宿のシネマートではまだ上映していると思います、、、)、この映画を通して僕個人としてはすごく色々なことを考えさせられたんですね。


というのもそもそも僕自身北朝鮮という国の実態を全然知らなくて、この映画を観る前まではたまにラインニュースで流れてくるミサイルを打ち上げている国だという印象しかなかったくらいのもので、実際にこの映画内で語られている、ある種王権のような感じで外の情報をシャットアウトして国民には自分たちの都合のいいような教育をしている国だということ、さらにそれがここまでインターネットが発達しているこの2現代においても行われているというところに驚きが隠せなかったんですね。


いまだにここまで情報を統制して、ある種洗脳のようなことが罷り通る国があるのかと、生まれた場所が違うだけでこんなにも違う生き方になってしまうのかというこの世界の広さへの驚き、それから実際にこの仕組みを成り立たせている国としての誇りや徹底した管理、この辺りにも同じくらいの衝撃を受けたんですね。


まあここではその是非や善悪などについては問いませんが、僕が個人的にすごく印象に残っているシーンがあって、それは脱北したおばあちゃんのインタビューなんですね。


家族5人で脱北した中に一人おばあちゃんがいたのですが、その方が実際に脱北をしている最中に色々なインタビューを受けていて、”私はアメリカ人は人を殺す愚かな生き物だと長年教育を受けてきたが、実際にこうやって脱北をして色々なアメリカ人に触れあってみてもそんな気配が全くないし、全員が全員優しくしてくれるので嘘をつかれているんじゃないかと思っている”というようなことを言っていて、このインタビューはものすごく印象的だったんですね。


というのもまさにこれは教育が人間にどんな影響を与えるのかというところを明確に表しているものだと思っていて、長年こうだと教えられてきたことが間違っていた時に人はその情報を簡単に信じることができなくて、それが世間的に見て事実の情報だったとしても疑ってしまうんだなあと思ったんですね。


つまりこれは人間は歳を老いていくごとに知識や情報の固定化がされてしまって、本当の真実に向き合いにくくなるということで、まさに日本でいうところのお金についての価値観やタトゥーや刺青などへの偏見、それから大麻の取り扱いなど、まあ他にも色々なものがあると思いますが、こういうところの問題と全く同じことが起きているんだろうなと思ったんですね。


そう考えるとやっぱり外の世界を知っておくことや新しい価値観を吸収することの大事さ、それから新しいものを否定しないで勉強する姿勢がいかに大事かということを改めて感じさせられて、僕が一人の人間として、一人の大人として生きていく以上ここは決して欠かしてはいけないものだなと思いました。


ということで本日は「ビヨンド・ユートピア脱北がやばかった」というテーマでお話しをしてみました。

北朝鮮という国のリアルな姿、それから長年の教育や情報統制、習慣がもたらす洗脳、そこから逃れるための命懸けの戦い、そんな要素が盛りだくさんになっている映画なので気になった方は是非一度見て観てください。

ではまた!



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