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精神疾患の研究と世界で初めて投薬無しで乗り切ったエピソード7 薬を飲んでいないのがバレて医者がご立腹

1.精神病棟で、薬を飲んでないのがバレて、身体拘束されかけた事。
2.面会に来た母と妻と担当医との話し合い

1.2015年2月中旬に精神病棟に強制入院させられた私は、夕食後に出された薬を、飲んだふりをしてコップに吐き出し水で溶かして捨てていました。

以下、私が薬嫌いな理由

私は、大学時代横浜国立大学で有機化学を学んでいました。新しいモリブデン錯体の研究を行っていました。
合成した化学物質は目に見えないため、その当時はNMRを使用して解析していました。

何故そんな私が薬が嫌いなのかというと
私は、どんな病気にかかっても仕方がない事だと思うからです。そして自然治癒で治らない病気があるならば、それは運命を受け入れて死ぬまでだと思っています。

また、幼い頃から風邪を引いたら風邪薬を飲むといった習慣がありませんでした。
小学生のころインフルエンザにかかった時は薬を飲みましたが、それから風邪を引いたことや病気にかかった事が無く薬を自分で買ったこともありません。
鼻水が出ることもほとんどなく、鼻をティシュでかむのはラーメンを食べた時くらいでした。

馬鹿は風邪を引かないと言いますが、私もそう思っています。

以上、私が薬嫌いな理由

ある日、私がいつものように薬を吐き出しているとたまたま通りかかった看護師さんに見つかってしまいました。

すぐに担当医にばれてしまい、薬を飲むように言われましたが、私は薬が嫌いな事を説明し、拒否しました。

すると、男の看護師が4人ほど集まってきて、私を拘束しようとしてきましたが、
私は、そこまでするかという怒りが沸いてきて腹が立って医者に言いました。

「そこまで強制的に、身体拘束されるくらいなら薬を飲んだ方がましだ」

そうしてとうとう薬を飲むことになった私でした。

2.2015年2月中旬に入院し、3週間ほど経過した頃、私の母親と妻が面会にやってきました。
担当医師も同席して話し合いを行いました。

私は妻と担当医に、改めてこの入院が私の意思に反していて、すぐにでも退院したいことを伝えました。

すると母親は、私を北海道の実家に連れて帰ると言いました。

妻は、焦った様子で、
「もし、今退院するなら離婚する」
と言いました。

私は、それでも退院したいと思い、担当医にその日に退院する事を伝えました。

こうして、精神病棟に強制入院させられて3週間、私は退院し自由を取り戻したのでした。

めでたしめでたし

続きは
精神疾患の研究と世界で初めて投薬無しで乗り越えたエピソード8 躁うつ病編

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