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彼氏に冷める瞬間 その4

アラフォーバツイチのさくらです。

マッチングアプリで知り合って、付き合って10ヶ月のタカシさんへの愚痴の続き。

愚痴4.
「ずっとさくらのこと好きって言いきれる。」

これめっちゃ言うのね。

何を根拠に?

と思う。

人間のトキメキ、恋愛的な好き好きは、3年程度しか持続しないと言われている。脳内ホルモンが出なくなるらしい。

「盲目的に異性として好き」が消滅した後に、「人間的に好き」「友人としても性格の相性が良い」が残らないと、お別れになるのだ。

脳内ホルモンが枯渇した後、タカシさんが私を愛し続ける保証はない。

私は保証がないことを約束することで加点するのは、ズルいと思っている。詐欺に似ている。


私にはひとつの懸念材料がある。

タカシさんの過去についてだ。

20代前半までのタカシさんは相当、遊んでいた。専門学校時代はろくすっぽ家に帰らず、女の子の家に泊めてもらい外泊を繰り返していたらしい。

セフレを作り、入り浸る。

自分は実家暮らしで、一方的に一人暮らしの女の子に家を提供させる。日用品や光熱費代としてお金を渡すこともしていなかったそうだ。

彼女がいる期間は浮気はしないが、彼女がいない時期はセフレを複数人作ってもOKという価値観で生きていた。

タカシ「俺は浮気したことないから。」

セフレを作っといて、そんなこと言われても、「じゃあ、誠実だね!」とはならんわい。

とはいえ、それほど彼女を作ることや、セッ○スにも興味はなく、男友達と遊んでいる方が楽しく、飲酒運転の友達のバイクに2ケツしたりと破天荒だったんだと。

セフレの家に泊めてもらう時には、大抵は酒を飲んでるし、何となく流れでセッ○スするが、それは女の子がシたいだろうから、シてあげなきゃかなって思うからで、

好きじゃない娘とのセッ○スは面倒だから、シなくて良いならシない方が助かるなーだったそう。

私はこの話を聞いて、めちゃくちゃドン引きした。

好きじゃない娘だけどセッ○スしたい。
性欲処理。

というクズ男の思考回路は理解できるし、これまで見聞きした概念だ。

が、タカシさんの言う、

その娘のこと好きじゃないし、性欲も駆り立てられてないけど、ついでだし、シてあげるか。

ここまで女をバカにした態度は聞いたことがない。

私にとって新しい概念だ。

タカシさんは異様にピュアなので、女を蔑み、バカにしているのではなく、何も考えず、シンプルに「シたいなら、シてあげるか。」なのだろうが、

結果的には

「性欲処理としても有意義と思ってないが、ついでなんでセッ○スしとく」というのは、女のアイデンティティを全否定する行為だと私は思った。

私「その娘たちに言ってやりたいわ。『何を雑な扱いに甘んじてんだ。お前(タカシ)なんか、お前が思ってるほどええ男とちゃうぞ!』言うたれやと。」

タカシ「…俺のこと嫌いになった?」

20代前半までは男は見映えが良ければモテるが、アラサーになると、女は結婚を意識するから、見映えが良いだけでスペック低いと男はモテなくなる。

スペックが良いとは言えないタカシさんにとって、20代前半までがモテ期だったんだろう。

この話を聞いてから、タカシさんを見る目が変わってしまった。

全然、信用できないというか。。。

今は改心した。昔の話、若気の至りだと言われればそうなのだが、3年の脳内ホルモンお花畑期が終わったら、雑に扱われるのではないかと懸念してしまう。

ま、そん時はバイビーなのだが、華麗にバイビーできるように、やはり籍は入れたくないな。

私は果たしてタカシさんの人間性をも好きとか、病めるときも健やかなるときもと言いきれるか?というと、違う気がしている。

とにかくタカシさんの高身長で肩幅広くて、胸筋と三角筋が発達しており、お肌がすべすべなところが好きだ。

骨格と筋肉と皮膚がお気に入りである。




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