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海外に住んでみて良かったこと

Hola!

今回は
「スペインに来て良かったこと」
について書こうと思います。

早いものでスペイン生活4年目が終わろうとしています。その中で多くの経験をしてきました。
日本ではできない経験が沢山あり、それらについてざっとまとめて書こうと思います。

日本を出てみて

海外に行くともちろん楽しいことばかりではありません。
親元を離れる、友達とも会えなくなる、知らない街や人、通じない言語などなど…
辛い経験のほうが圧倒的に多いのが事実です。差別だったり、言語の壁、価値観や文化の違いからくる衝突やストレスなど、挙げればきりがなさそうです。
ここだけ聞くと海外に行ったら辛い思いするから嫌だと思ってしまうかもしれません。
でも、だからこそ
”人として成長できる”
といういことを皆さんにお伝えしたいです。

極端な話、ずーっと幸せに暮らせるほうが良いに決まっています。
ですがそんなことはほぼあり得ないのが現実。
ある本にこんなことが書いてありました。

『自分の人生は1つの物語。ドラマや映画は山あり谷ありだからこそ面白いのであって、最初から最後まで変化がないのはつまらない。』

この言葉は僕の心にとても響きました。
正直、の比率は5対5の半々なんかではなくて
2対8。いや、1年目なんかは1対9くらいでした。(笑)

でもだからこそ、この少ないが自分に強く残るし、は後に人生の学びとして自分を大きく成長させてくれます。

僕の実体験を基にスペインに来て良かったことや気づきを書いていくので
是非最後まで読んでくれると嬉しいです!


家族の存在

家族の大切さを痛いほど感じます。いつも応援してくれている。遠くから支えてくれている。親元を離れて初めて親のありがたみを感じました。
それによって家族へのが増しました。
これは多少、外国人の影響もあると思います。こっちの家族間の愛の強さや愛の表現を目の当たりにして、自分も身内に対して感謝や愛を素直に伝えられるようになりました。
*愛は伝えられてるかわからないけど…

この気づきができたことは本当に財産になっています。

そして何より一時帰国が楽しみ。家族に会える嬉しさは何年経っても薄れないしむしろ強くなっています。

友の存在

言い方があまりよくないですが、距離を置いてみて初めて本当の友達とは何か、誰なのかが分かりました。離れてからもちょくちょく連絡をくれたり、帰国時に会って一緒に遊んでくれる友達は一生関係が続くと思います。

次に、現地でできた友達。外国人友達や海外で出会った日本人。これもまた特別な存在です。

現地で出会った日本人は、同じ境遇で似たような経験をしてきています。なので、お互いのことを心からリスペクトした関係が築けます。

そして外国人友達。最初は言葉や価値観/文化の違いですれ違いは起きます。実際僕も一度だけですが喧嘩しました。けどなんだかんだ困った時助けてくれるしそばにいてくれる。そして彼らと過ごすことで様々な気付きを得られました。彼らの人生観や価値観は日本人とは多少なりとも異なっています。

言葉も大事だけど逆に言葉が通じない分、心でつながる。だからこそ絆は強固なんじゃないかなと感じます。

あと”フツーに海外に友達ができるってかっこいい”ですよね。(笑)

文化交流

様々な文化に触れることによって視野が広がりました。今までになかった角度から物事を捉えられるようになり、人として成長できたと実感しています。
また、日本人としての誇りを強く感じれます。日本の文化は思っているより海外に浸透しているし、リスペクトされています。

異文化を知ることでより世界への興味も増しました。
戦争や差別問題などなど…

他言語を学ぶと、自分の中に新しい人格、性格が生まれたような気がします。日本語にはない言い回しや、人との距離感。
例えばスペイン語なんかは一応敬語はありますがほぼほぼ使わないので、良い意味で年齢で人を見なくなります
また直接的な表現が多かったり、彼らの”自分の意思を伝える”性格などもあって総じて友達になる/仲が深まるスピードが早いなと思います。
また赤の他人だろうが気さくに挨拶します。
なんか日本よりも全体的な距離感が近いです。


ストレスとの付き合い方

来た当初のストレスはすさまじいものでした。
日本にいる時の比にならない。
けど慣れてくるともちろん少なくなりますし、その過程でストレスへの対処法を学びました。今では日本にいる時よりもストレス少ないかもとまで思えています。
僕はこっちに来て性格が変わったと言われました。よりおしゃべりになったし陽気になったと。確かに自分でも思い当たる節はあり、ネガティブだった思考がよりポジティブになりました。
これは様々なストレスや苦悩、困難をうまく受け流す術を身につけられたんだと思います。
そしてスペイン人の性格に影響を受けたのも確かです。
陽気になったのもそうですし、人見知りもしなくなりました。
1度挨拶を交わしたらもう友達!みたいな(笑)


自分を知れる

海外に来て、1人の時間が増えました。
それに伴って
自分と見つめ合う時間、人生について考える時間”
が多くなりました。
これには日本ほど娯楽が多くないというのも一つの要因かなと思います。
どうやって暇な時間を有効活用するのか考えるようになりました。
それで僕が始めたのが読書と散歩。読書は学びがとにかく多い。散歩は気分転換になるし、自分自身との対話をする時間にもなります。
僕自身、将来についてや今の現状などいろんなことを散歩の時に考えていました。
そして意外と自分自身のことをよく知らなかった事に気づけました。


どうだったでしょうか?
まだ書こうと思えば書けそうですが、長くなるので今回はこの辺で終わりにしようと思います。
僕が言いたかったことは
”みんな海外に行こう!”
なんてことではなく

【やらぬ後悔よりやる後悔】

を是非してほしいということです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回の投稿もお楽しみに!
Hasta Luego~


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