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prime videoで『グレネーダー ~ほほえみの閃士~』第4話まで観ましたー。


はじめに

 prime videoで『グレネーダー ~ほほえみの閃士~』第4話「笑わない町」まで観ましたー。母性が強く、善良な人柄の凄腕ガンマンの美女・天道琉朱菜が、無敵の笑顔を以って悪党を殺さずに成敗していく本作。毎回、琉朱菜がお風呂に入り全裸になるため、飽きることなく鑑賞することができました。
 基本的にハートフルセクシーアニメではありますが、戦わずして勝つを追求した専守防衛の精神を学べる作品です。記録したいと思いました。

第2話~第4話の見所

 第2・3話は小国の幼い王様が、民の前では善政を行う優れた君主のように振舞っていながら、影では山賊を殺しまくっていたという話でした。琉朱菜は、兵器で武装した王様と戦い追い詰めますが、子供だからと一瞬情けを掛け、その隙を突かれて崖から落とされてしまいます。
 王様は、幼くして受け継いだ国を守るため、脅威となる敵および反乱勢力を可能な限り排除し、武力を以って国を統治しようとしました。

 「力こそがすべて」と考える者たちは、「力がなくては国は守れない。人も守れない。生きることもできない」と主張しますが、琉朱菜は、「違います。力で対抗すれば、さらに強い力を持った敵が現れるだけ」と諭します。

男の人は、心に鎧を纏わないと生きていけないものなんですね。


 第4話は、荒くれ閃士らが支配する、笑うことを禁じられた町の話でした。彼らは琉朱菜によって倒されますが、弥次郎の「閃士は、人の命の重みを引き金の重さほどにしか感じていない」という言葉に傷ついてしまいます。
 一方で、剣士は剣を握った手で肉を斬り骨を断つため、人の命を手から伝わってくる衝撃と感触で受け止めます。掌(たなごころ)という心で、命の重みを感じます。

 しかし弥次郎は、「斬った奴らの命と想いをすべて掌で受け止めてたら鬼になる」と琉朱菜の共感力の高さゆえの危うさを指摘するのでした。

閃士の在り方について思い悩む琉朱菜


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