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【韓国】日本の占領から建国まで

以前梨泰院クラスをNetflixで見てから、韓国ドラマにハマりつつある今日この頃です。

朝鮮半島について、今回は南側の韓国の歴史と日本との関係性を書いていきます。

日本の占領とアメリカの占領

1910年の韓国併合から1945年の第二次世界大戦における日本の敗戦までの36年間、日本は朝鮮半島を植民地として統治していました。この期間を韓国で「日帝三十六年」と言うそうです。

日本の敗戦後は、朝鮮半島の北側をソ連が占領して北朝鮮が出来たように、南側はアメリカが占領したことで「大韓民国」(韓国)となりました。

1945年8月、ソ連軍は日本の降伏前から朝鮮半島に進軍しており北部地域の占領を始めていました。ソ連の勢力拡大に危機感を持っていたアメリカ軍が朝鮮半島南部に入ります。その後アメリカがソ連に分割統治を提案して、1948年8月に韓国が建国されたという経緯です。

大韓民国臨時政府とは?

大韓民国憲法の前文には「三・一独立運動で成立した大韓民国臨時政府の法統を継承し」とあります。

三・一独立運動とは1919年3月1日に朝鮮半島で日本の支配に反対する人たちが起こした独立運動で、朝鮮全土で200万人が参加したといわれています。約1年続き、最後は日本の朝鮮総督府によって制圧されます。

そして大韓民国臨時政府とは、その三・一独立運動で弾圧された人々の一部が当時の中華民国に渡って組織したものです。国の正統な政府であるかどうかは、その場所に限らず自立的に運営しているかで線引き出来るようですが、大韓民国臨時政府の運営費用はすべて中華民国が出しており所持する軍隊の人数は200人、その軍隊の維持費も中華民国が出していました。つまり正統な政府とは言い難かった。

韓国の人々は日本と戦って独立するつもりが、日本の敗戦によってアメリカがやってきて、戦わず国が出来てしまった。大韓民国臨時政府の正統な継承者が大韓民国というのは、「自分たちで国を手にしたのだ」という建国神話を必要とした結果見つかった虚構のピースであり、フィクションだと考えられています。こうした募った想いと建国神話が、反日の論理的ルーツだといえます。

メディアリテラシー

韓国の歴代大統領は任期が終盤に入ったり、選挙が近づくと支持率を上げるために反日感情を刺激することがよくありました。日本のメディアも反日の様子を多く取り上げます。

メディアを全て信じていると、目の前の現実を見る目が歪んでいくように思います。大学のゼミには日本に興味があって留学に来ている人がいたし、新大久保に行くと沢山の在日韓国人がいます。

韓国に限らず中国だったり、又は宗教という枠組みでもそうですが、○○人=○○、○○教=○○と決めてかかると勿体ないし、失礼にあたることがあります。メディアの情報を見た時に鵜呑みにするのではなく、「これって本当にそうなのかな?」と問いを立ててみる、そんなメディアリテラシーが様々な情報で溢れかえる現代でより一層必要なように思います。

以上、【韓国】日本の占領から建国まで、についてでした。
ありがとうございました!

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