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♯18 1歳児と自営業夫と会社員妻の保険事情

こんにちは、甘夏です。

わたしは保険業界での勤務経験も無く、個別の保険に対する知識も浅いのですが、
この記事では1歳児がいる自営業夫と会社員妻の我々夫婦の保険の現在と今後どうするか、現時点での考えを綴っています。

保険加入状況

わが家の家族構成は自営業者の夫•会社員の妻(わたし)•1歳児の娘、の3人です。
そんなわたしたちの保険加入状況は、
妻(わたし)の医療保険とがん保険、のみでした。
医療保険は掛け捨ての月1,500円程度のもの、がん保険はコープ共済の月400円程度のもの、合計で月2,000円未満の本当にシンプルで最低限の保険のみです。

そして、他の記事で社会保険について書いていますが、自営業者の夫は会社員ほどの保障がありません。

子どもが生まれる前に見直しをした生命保険

産休に入ってからFPの勉強を始めていたこともあり、我が家の保険、本当にこれでいいのかな?と以下の手順で出産前に見直しをしてみました。

まず、一番気になっていたのは生命保険です。
夫が万が一亡くなってしまったら、わたしは一人で子どもを養っていけるだろうか?それが一番不安だったので、以下の手順でシュミレーションをしてみました。
①遺族年金がいくらもらえるか
②必要保障額のシュミレーション

1.基本生活費/年×子どもが20歳になるまでの必要額を計算
2.1以外にかかる教育費を計算
3.①の遺族年金+貯蓄+その他(不動産など団信加入のもの)を計算
4.遺族(わたし)が子どもが20歳になるまでに得られるであろう給与収入を計算

(1+2)-(3+4)=不足している金額=必要保障額

このシュミレーションにあたってはFP学習から得た知識だけではなく、
以下の書籍なども参考にしました。

この時点での結果は、万が一夫が亡くなってしまった場合わたしが今よりも少し収入は落ちたとしても働き続ければ、
遺族年金・貯蓄・わたしの給与収入で賄えるだろう、という結論に至りました。
ただし、遺族年金(遺族基礎年金)は子どもが18歳に達すると支給されなくなるので、一番学費がかかるであろう大学時代にその年金を受給できないのはネックになりそうだな、と思います。ここは再度見直しをしたいポイントです。

夫の人間ドッグをきっかけに見直した医療保険

一方、医療保険については高度療養費制度もあるので、ある程度の貯蓄があればまずは大丈夫かな、と思っていたのですが・・・

健康自慢の夫が今年の春に初めて人間ドッグを受けたところ、
肺に50mm~70mmの腫瘍が見つかったとのことで、何度も精密検査を受けました。
結果的に良性の腫瘍ということがわかり安堵したのですが、その間、不安な気持ちで数週間を過ごしました。
また、現実的な面では「夫、保険入ってないや・・・」とも思いました。

わたし自身の医療保険は、親が子どもの頃に加入してくれたものを名義変更をしており、掛け金も安いので加入を続けていますが、夫の場合はまず必要なのはがん保険だと思いました。
一度診断がついてからだと加入ができない保険が多いので、今のうちに加入をしよう、という結論に至りました。

そして、コープ共済のがん保険に加入

そんな一連の騒動があったのは、もう半年ほど前のことなのですが、
こういう手続きってやっぱりどうしても腰が重くなりますよね...。
ただ、一度病気をしてからでは遅い!今が1番若い!と気合を入れ、改めて調べて夫に共有し、本人に手続きをしてもらいました。

加入した保険の概要は以下の通りです。
•コープ共済
•掛け捨て型
•死亡保障有り
•がん診断一時金あり
•10年更新型

この保険を選んだポイントは、再発や闘病期間が長くなる可能性もあるがんに備え、自営業である夫の収入が途絶えてもしばらくは保険金でカバーできるような一時金と、月額の保険料のバランスです。
資産形成はiDeCoやNISAで運用しようと思っているので、保険に求めるものは万が一のことがあった時の保障に絞りました。

わたしが調べた範囲理解した民間保険と共済の違いは以下の通りです。

●民間保険
•保障が充実している
•共済に比べて保険料が高くなる傾向がある

●共済保険
•非営利目的の保険のため、保険料が比較的安くおさまる
•民間保険に比べて最高保障額が低い

色々な考え方があると思うので良し悪しはわたしには意見できませんが、
現時点の我が家の考え方では、最低限の保障でなるべく安くおさめたいと思ったので、コープ共済保険を申し込みました。
(わたしが元々宅配生協を使っていて、コープの組合員であることも大きいかもしれません。)

このような流れで、夫の人間ドッグをきっかけに保険を見直した我が家ですが、
わたし自身は医療保険とがん保険のみで死亡保障はつけていないので、
わたしが亡くなった場合、夫が働き続ければ恐らく生活はできると思いますが、今後ここももう一度見直して検討していこうかな、と考えています。

最後までお読みいただきありがとうございました。





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