『世界を救うmRNA ワクチンの開発者 カタリン・カリコ』増田ユリヤ ポプラ新書 読書感想

おはようございます!
キンドルにて拝読しました
素人の個人の感想や連想のメモです
この考え方が絶対に正しいと押し付ける趣旨ではありませんことをご理解いただけますと助かります
COVID-19 に関する公式見解はぜひ厚生労働省のホームページ等をご確認いただけますと助かります



ある種
キュリー夫人の伝記を読んだ
子ども時代に戻ったような
精神的興奮を味わいました


もともと能力の高い人なのでしょう
小学生の頃から
ハイレベルな生物学関連の高校生向け?のゼミの様なものに参加し
フィールドワークにも
根気よく参加し続けたという
スタートです

豊かな自然と
好奇心


その
無我夢中な
熱心さに
周囲の
大人たち
先生たちが
引き寄せられていく感じ


なかだるみとか
内心のお悩みとかも
あったはずでしょうが?

そこは
あってもなくても
ほとんど
この本の中では出てきません


このとしになってくると

うーん
そこまで
学問とか
科学とか
ばっかりに

集中するとも

思えないのだが


ゲスい
ちゃちゃを入れたくなるような
優等生ぶりなのですが


筆者の増田ユリヤさんの
文章力のパワーで

大変な状況も
素晴らしい出会いも

まえむきに
まえむきに

すなおな
ひたむきな
こころのまま

進んでいける感じが

読者である
わたしにも
共有されていきます



偽善じゃねえかよぉ

またぞろ

いつもなら
ぶつくさ言いそうな
わたしの
ネガティブちゃんが


出てくる暇のない

息もつかせぬ展開です



順調な
立身出世物語ではなく


科学者としての立場は
常に
紙一重


つながっているような

不安定さ


しかも
故郷のハンガリーは

政治的にも不安定で


学者としてのポジションが
手放しで安定だったことはない


アメリカにわたるときの

背水の陣な感じ



あの時代

もちろん

インターネットは無く

テレックスも自由に使えたかどうか
国際電話だって
お金がかかったことでしょうし
政治体制が厳しければ無理だったかもしれません


しかし

住所もわからない
科学者のところに
お手紙を出すときに


有名な人だから
絶対届く
というアドバイスのもと

その科学者の
お名前と

USA

だけ書いて


それで

届いて
お返事もいただけたという

逸話が

ぶっ飛んでます!?



なんか

久々に
エキサイティングな

人様の
人生を
垣間見させていただきました



全ては
科学に対する愛

患者様の健康に対する執念



そんな
純粋な気持ちに

あやからせていただけた感じです





いつもおつきあいいただきありがとうございます<(_ _)>(*^-^*)



ではまた!



まきのしょうこ

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