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侵入を許したドローンが護衛艦「いずも」を近接空撮した由々しき問題に対処するには、イスラエルのラファエル社のドローンドームが最適です。

令和6年5月16日、「防衛省・自衛隊への御意見箱」に提出した意見

 小型無人機等飛行禁止法に基づく対象施設に指定された海上自衛隊横須賀基地に停泊中の護衛艦「いずも」が、民生用と思しきドローンの侵入を許して近接空撮された由々しき事態についてですが、このような問題を繰り返さないためには、イスラエルのラファエル社のドローンドームを活用することが最適です。その理由は、次のとおりです。

 ドローンドームは、グローバルに最も活用されているカウンタードローンシステムであり、ドローンの飛来探知・確認・対処を1式で行えます。対処方法は、ジャミングとレーザービームの2種類があります。携帯電話回線で操縦されるドローンであっても、広帯域ソフトウェア無線の技術を用いたジャミングが可能です。また、AIによる画像認識で飛行するドローンは、ジャミングでは対処できませんが、レーザービームで対処できます。

 ドローンドームは、2018年の英国ガトウィック国際空港ドローン侵入事案で活用され、1式で空港全体をカバーして、ドローンの侵入をジャミングで阻止しました。また、2021年に英国コーンウォールで開催されたG7サミットでは、レーザービーム込みのカウンタードローンに活用されました。


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