グミポ

毎日22時頃、素パスタのような文章を提供します。

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マガジン

  • クスッと笑える

    ニマニマしながら読んでしまうnoteたち

  • ためになる

    はえーためになるなあ

  • ユーモア溢れる

    溢れて止まらん

  • ポルノについて書いた記事

    ヒトリノ夜にはムゲンのシアワセ

  • 後で読ませて

    後で読むから!!!絶対!!!

最近の記事

こらこら、人様の損得を勝手に決めるんじゃあないよ

同居人のラジオから早口のネチョネチョした男の声が聞こえてきた。 その男はずっと「楽天経済圏がヤバい!」みたいな話をしている。 「今ポイント還元率が下落していて…今すぐ脱出しないと損する一方で…」みたいなことを延々話してて、「うるせ〜〜〜〜〜〜」と思いながらその男のネチョネチョ声に耳を傾けていた。 私はこういう「〜しないと損する!」みたいな話が大嫌いだ。 なぜなら、その情報を知らないだけで損した気持ちになるから。私は何もしていないのに。「損する」「得する」って人と比べることで

    • プルアップジャンパー(XL)

      「プルアップジャンパー」とは何か知っているだろうか。 ユニクロの新作ではない。 「プルアップジャンパー」とはバスケ用語である。ドリブルの流れでジャンプシュートを放つことをそう呼ぶ。 ここ数年、私は国内プロバスケ(Bリーグ)の観戦にハマっている。実況と解説の話を聞いていると、どうもバスケには専門用語が多すぎることに気がついた。 リングに向かって走ることをリムラン、ボールがコートの外に出ることをアウト・オブ・バウンズ、3ポイントの内側をペリメーター、…どの用語も耳馴染みがなさす

      • 現代人は余白を楽しむフェーズに来ている

        「1ヶ月間、1日に2時間以上ラジオを聴き続けた人は、右脳の記憶機能が発達した」という研究結果があるらしい。 ソースは↓の本。 ラジオの情報ソースは「言語」に限られる。そのため人はラジオを聴くとき、足りない部分を補完しようと右脳の記憶系を働かせて様々なイメージを思い浮かべる。その結果、ラジオを聴いているだけで右脳が発達したのでは。という考察だ。 この研究結果はめちゃくちゃ面白い。確かにラジオを聴いているとき、話題に沿ったイメージを次々と頭に思い浮かべている。1時間くらい連続

        • 全裸でファミマに行かないで

          私は人よりも不安を抱えやすい性質なのだと自覚している。時折自分だけでなく、世界そのものが信じられなくなることがある。 例えば、銭湯。 全裸になり、脱衣所の冷たい床をペタペタ歩いて浴場へ向かう時、いつも一つの不安が頭をよぎる。 このドアを開けた先が浴場ではなく、ファミリーマートだったらどうしよう。 「この先大浴場」と書いていないし、「この先ファミリーマートではない」とも書いていない。私が知らないだけで、浴場だと思っていた場所がファミリーマートに改装されていたらどうしよう。全

        こらこら、人様の損得を勝手に決めるんじゃあないよ

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        記事

          ゲーミング味噌汁

          朝。同居人が 「ゲーミング味噌汁!ゲーミング味噌汁!」 と騒いでいた。何事かと思いキッチンに向かうと「ゲーミング味噌汁」ではなく「減塩味噌汁」のことだった。豆腐やわかめが虹色に光る味噌汁がある訳ではなかった。 「なんだ、減塩味噌汁のことか」と残念に思い寝室に戻ったが、今思えば一人キッチンで「減塩味噌汁!」と騒いでいた理由は未解明のままだ。踏み込んではいけない問題のような気がしたので、もう忘れることにする。 今日見た夢の話をする。 私は高校2年生で、教室に座っていた。どうやら

          ゲーミング味噌汁

          でもこの記事、ミッチーとヨシりんが書いてるのかあ...

          会社の先輩と雑談していた時のこと。 「千鳥の鬼レンチャン」というテレビ番組の話になり、「一緒に住んでる彼女といつも見てますよ〜」的なことを言ったら、 「え!彼女と一緒に住んでるの!ラブラブだね〜若いっていいね〜」と彼女の話ばかりされてしまい、正直まいった。 別に彼女がいることをアピールしたかった訳では無い。大学生ならまだしも、アラサーで彼女がいることを自慢したい奴なんかいる訳がない。 話を盛り上げるための補足情報として話しただけなのだが、先輩には「一緒に住んでる彼女」という

          でもこの記事、ミッチーとヨシりんが書いてるのかあ...

          フラミンゴというイカれたトリについて

          動物園でフラミンゴを見てきた。 フラミンゴほど珍妙な動物はいないだろう。 フラミンゴの他にもリスザルやカピバラ、ロバや孔雀など様々な動物を見たはずなのに、今はフラミンゴの奇天烈さしか頭に残っていない。 動物には型というか、種ごとに特徴的な形態や行動パターンがある。そのおかげで動物知識に疎くても、この動物はどういう行動をするか、というのはある程度予想がつく。 しかしフラミンゴは、そういった型に一切当てはまらない。イカれたトリなのだ。 まずこの細すぎる脚。細すぎるくせに片脚で

          フラミンゴというイカれたトリについて

          誤謬(ごびゅう)←は?

          皆さんはこの漢字の読み方をご存知だろうか。 正解は、誤謬(ごびゅう)だ。 …は?ご、びゅう?誤View? なんかこの漢字だけ、読み方おかしくないですか? 読み方に異国感が漂っている。日本語読みの不文律を破っていないか。 違和感を感じるのは、「Byu」の音に耳馴染みが無いせいかもしれない。 「誤謬」は頻出熟語では無いが、稀に本やnoteの記事に登場する。その度に読み方を調べるのだが、「ごびゅ…ごびゅう!? …ハァーーーン?」と毎回違和感を感じている。 あとこの「謬」という漢字

          誤謬(ごびゅう)←は?

          花よ、ミチミチに詰まれ

          実家に帰省した。 帰省のたびに両親は私を見て「痩せたねえ」と心配そうに言う。確かに痩せてはいるが、体調が悪いとか、病気をしてるとかではない。でも親としては、息子が痩せているよりも肥えて帰ってくる方が安心するのだろうか。 そういえば、今年の5月でジム通いを辞めて1年経つ。体重を増やしたい目的で続けていて、4年ぐらいは継続してたんじゃないかな。苦労して付けた筋肉も、今では全て落ちてしまった。10kgぐらいは痩せたんじゃないだろうか。 筋トレをやめてから、食事に全く気を使わなくな

          花よ、ミチミチに詰まれ

          「どういう髪型にしますか?」にいつもアワアワする私

          先週美容院に行った。 美容師に毎回「どういう髪型にしますか?」と聞かれるが、いつもうまく答えられずにアワアワしてしまう。 別に「こういう髪型にしてほしい!」という希望があって来店しているわけではないのだ。髪が伸びて邪魔だから、切って欲しいだけなんだ。ポジティブな気持ちではなく、やや後ろ向きな気持ちで来店している。そこの認識に齟齬がある気がする。 「いつも通りで」とか「おまかせで」と答えてしまうと、「つまんねーヤツが来たな」と思われそうでイヤなので、「前髪はこのくらいで、襟

          「どういう髪型にしますか?」にいつもアワアワする私

          約15年ぶりに、中学時代の通学路を歩いてみる

          今年のゴールデンウィークはずっと実家で過ごしているが、特にやることもないので「NARUTO」を読んで暇を潰している。 このまま家にいると腐ってしまいそうだ。とりあえず外に出てみる。 そうだ。今日は中学生時代の通学路を当時のルートで歩いてみることにしよう。なぜかは分かりません。 中学卒業後すぐに引っ越したので、通学路を歩くのは約15年ぶりだ。 道はほとんど覚えていないが、当時の断片的な記憶を頼りに歩いてみることにする。 まず当時住んでいた家の前に行ってみた。当時私たち家族は

          約15年ぶりに、中学時代の通学路を歩いてみる

          サインの価値はどこに宿る?

          我が家のリビングには、一枚のサインが飾られている。 昨年末だったか、同居人がファンイベントで手に入れたプロバスケット選手のサインだ。棚の上に堂々と飾られており、同居人は毎日嬉しそうに眺めている。 そのサインを眺めるたびに、一つの疑問が頭に浮かぶ。 サインって、一体どこに価値があるのだろうか。 物体として見れば、やたらぐにゃぐにゃした文字が描かれている一枚の色紙にすぎない。物体的な価値は皆無だ。それなのに、有名人のサインであれば何万円の値がつくこともある。世界的スターのサイン

          サインの価値はどこに宿る?

          なぜ読んだ漫画の内容を思い出せないのか

          最近の私の悩み。 それは、読んだ漫画の内容をすぐに忘れてしまうことだ。 例えば、「鬼滅の刃」。 数年前に私は、快活クラブで全23巻を一気読みした。飛ばし読みなどせず、読み落としがないよう隅々まで読んだつもりだった。 それが先日、友人たちと鬼滅の刃の話で盛り上がった時のこと。 途中までしか読んでいない友人たちは私に、「結局禰󠄀豆子って最後どうなったの?」と質問してきた。 ああ、なんという陳腐な質問か。 まあ、鬼滅素人はそこが一番気になるよな。 仕方がない、教えてあげますか

          なぜ読んだ漫画の内容を思い出せないのか

          好きなことで悩みたい:ストレスフルな選択からの脱却

          人生は選択の連続だとよく言われるが、最近は「選択する」という行為そのものに大きなストレスを感じている。 特に仕事中は、選択を迫られる場面が非常に多い。 私はメーカー勤務なのだが、仕事中は「商品の仕様をどちらにするのか」「どちらの機能を新しく付けるのか」といった選択にいつも迫られている。思い返せば、選択に悩む時間が仕事の大半を占めているのではないだろうか。「もうどっちでもよくないですかね!!!?」と何度叫びたくなったことか。でも仕事だからそういうわけにはいかない。メリットとデ

          好きなことで悩みたい:ストレスフルな選択からの脱却

          不気味なシャッター街と謎の居酒屋

          私は散歩中に、細い路地を好んで歩く習性がある。 今日も散歩中に細い路地を見つけたので、無意識に路地へと足を進めた。 細い細い路地を通り抜けると、そこには商店街があった。 ほとんど整備されていないのか、天井に吊るされた蛍光灯のほとんどは機能しておらず、日中だと言うのに薄暗かった。ほとんどのお店がシャッターを閉めており、人っこ一人いる気配もない。前日雨が降っていたわけでもないのに、少しじめっとした、嫌な空気を感じる。 この先進むべきではないのでは、と直感したが、興味の方が勝っ

          不気味なシャッター街と謎の居酒屋

          心の中に成瀬を持とう。 「成瀬は信じた道をいく」

          「成瀬は信じた道をいく」を読んだ。 本作は「成瀬は天下を取りにいく」の続編だ。 前作を読んで、完全に成瀬あかりのファンになってしまった私。 このGW中にチマチマ読もうと買ってきたわけだが、その日中に読み終えてしまった。 「成瀬は〜」シリーズは、風変わりな女子学生、成瀬あかりが主人公の青春エンタメ小説だ。「200歳まで生きる」「笑いの頂点に立つ」「ぐるりんワイドの生中継に毎日映る」…などなど、やりたいことを見つけてはすぐに行動に移すのが成瀬あかりの特徴だ。成瀬あかりが持つ

          心の中に成瀬を持とう。 「成瀬は信じた道をいく」