ふにふに

ちょっと背伸びして、もうちょっと贅沢して、めちゃくちゃ自分を甘やかす。こんなんでいいよ…

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ちょっと背伸びして、もうちょっと贅沢して、めちゃくちゃ自分を甘やかす。こんなんでいいよね。

最近の記事

おろしたてのミュールで砂浜を歩いたおバカな日のこと

新しいミュールを買った。BUYMAで2万円くらいの、FABIO RUSCONIの上品なピンクベージュのミュール。 週末になったらこれを履いて、今年の夏を掴むんだ!と、うきうきしながら土曜を待ち、そして遂に足を通した。 新しい物を身に付けると、途端に行動力が出る人間である。私はじっとしていられずに、外へ出た。 近所の神社まで歩いていき、無事に今年のサンダル開きの儀式を迎えられたことを、神様に感謝した。お天気は最高に良く、日焼け止めを塗りながら歩き、丁度会う予定の人がいたの

    • ありふれた休みぼけ

      GW明け。なされるがまま休みぼけを発揮。 もはや、長期で休まない方がいいんじゃないかと思うくらい。 リズムが狂うとだめなんだよなー でも、連休を楽しみに予定を空けてくれている恋人もいるし、ここで1日1時間は仕事がしたいなんて言いづらいし。 そんなこんなでだらだら楽しく過ごし、いつものペースを取り戻せないでいる連休明け。 ああ、世の中には色々条件がありながらも、自分で決めたこととか、仕事とか、習慣とかを自制心をもって淡々とこなすえらい人たちがいる。 でもしょうがない

      • 何をしたって酔っ払い

        ゴールデンウィークの、お天気が最高に良い1日のこと。 朝一番で上野の美術館に行った後、アメ横で午前中から立ち飲み。最高。 それから神田まで歩いて行き、またビールをしこたま飲んで、 …気が付いたらだいぶ出来上がってる笑 山手線で目黒まで行こうと乗ったはいいが、またまた気がついたら乗り過ごして渋谷。相方もすやすや眠っていて、降りようと声をかけるがむにゃむにゃ… 諦めて、山手線一周の旅に。笑 酔いがまだ覚めきらず、まあいっかと、ふわふわしている。そんな昼下がり。 こん

        • 顔を上げて、無駄なことをする

          毎日仕事をして、生活に追われていると、どんどん効率を求めて、無駄なものを減らそうと頭を使い始める。 節約することを考えて計算しているときは、ぐるぐると思考が回る。 日々無駄遣いをしないように、時間を有効に使うように、そう心がけながら生きる。 最初は達成感がある。 しかし、それを続けていると、いつの間にかものすごく視界が狭くなっていることに気が付く。 ごはんを、おいしいと思って食べるような感覚を、失いかけていることに気が付く。 人の心を動かすのは、一見無駄に思えるよ

        おろしたてのミュールで砂浜を歩いたおバカな日のこと

          エネルギーの源

          マザー牧場へ行ってきた。 目的は、ネモフィラを見ることだった。ひたちなか海浜公園に行く予定だったが、あまりの混雑具合にたじろぎ(特急の席がほぼ埋まっていた!)、もうちょっと手頃なところで行けないかと探したら、マザー牧場か昭和記念公園がヒットし、どうせなら足を伸ばそうとマザー牧場が選ばれた。 ネモフィラはもちろんきれいだった。一面に水色の花々が咲きほこり、お天気も良く、観光客が連れているワンちゃんたちも楽しそうでかわいらしかった。 さて、目的は果たせた私たちは、動物でも見

          エネルギーの源

          ちょうどいい自分でいたい

          ちょうどいいとは何だろうか。 日々のあらゆる選択で、そのことがふと頭に降りてくる。 何を選ぶのが、自分にとって必要なことなのか。 自分にとって適正なもの、身の丈に合っているものを選びたいと思っている。 考えて、自分なりに思ったのは、常に自分の身の回りを、心地いいもので埋めておけば、その時々の選択を間違うことはないのではないか、ということだ。 どんなものを持っていれば、気持ちが満たされるか。 どんな人を一緒にいるときの自分が好きか。 どんな話を聞くのが楽しいか。

          ちょうどいい自分でいたい

          何もかもが無意味に思えるとき

          自分がやってきたこと、今やっていること、目指していること。 そういったすべてが無意味に、むなしいものに思えるとき、ありませんか。 私はちょいちょいあります。 始めたときは、とにかく習慣化させるために必死で続けようとするんです。 例えば、糖質を取りすぎないとか、毎日文章を書くとか、早寝早起きとか、スキンケアとか、本を読むとか。 でも急に、来るんですよね。奴が。 不意打ちでやってくる、どうしようもない無気力さ。 私は女なので、大体月に一回、生理に合わせてやってくるこ

          何もかもが無意味に思えるとき

          恐ろしさを飼い慣らす

          小説家の西加奈子さんが好きだ。 「くもをさがす」という、西さん初のノンフィクション小説を1年くらい前に読んだ。 ご自身が乳がんになったときの体験を元に書かれた小説なのだが、印象的なのは、がんを完全な悪者として捉えてはいないところだった。 がんも、自分が作り出した細胞。共存はできないから治療をするだけ。 そう、書いてあった。 それから何かの対談がYouTubeにあがっているのを見て、更に感激した。 病気がなぜ恐ろしいのか。人間が感じる恐ろしさは、突き詰めると死への恐

          恐ろしさを飼い慣らす