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僕の場所 ーリライト版ー

連勤最終日の仕事も無事終わったある日のこと。


我が家へと戻り、家族揃っての食事・お風呂。それが終わったら、リビングでのテレビタイムの流れとなりました。


家族が起きている間は僕には『チャンネル選択権』は基本的にないので、息子達お気に入りのゲーム実況動画のYouTubeを一緒に鑑賞です。


疲れた体でお風呂に入ると血行が良くなり、ただでさえ眠くなるところを、一切興味のないゲーム実況のダメ押しで、私は知らぬ間に『眠りの世界』へと旅立ちました。


そんな時はママが気を利かせて、リビングに私を寝かせたまま子供達を寝室に連れて行って寝かせてくれます。


いつもは3つの布団に4人で寝ている我が家。


2つの布団を使い、ママを挟んで長男・次男。私が1つの布団を使います。


真夜中過ぎにリビングで目が覚めた私。


とても寝相の悪い息子達。最初は大好きなママの両隣をキープしていたはずなのですが、それぞれ「何をどうやったらこんな場所に来れるんだろう?」という位置に寝転んでいます。


しかも、同じような「大の字」。さすがは兄弟です。


『民族大移動』した長男がパパの布団を占拠していて、寝室に僕の寝るスペースはなさそうでした。


なので、私は次男⇒長男⇒ママの順に顔を撫でました。ママだけはちょっと長めに(笑)。


まだほんの時々、凄く凄く不思議な気持ちになるので、こんな風に「僕の場所」を確かめることがあります。


そこには確かに確かに、私の大切な家族がいました。


あまりにも3人ともスヤスヤ気持ち良さそうに寝ているので、わざわざ息子を退かすなんて無粋なことは、パパはしないことにしました。


「さあ、さっきまでいた場所に戻ることにしよう。今日の『僕の場所』はここでよし」


また『一人寝』に戻った私。


「リビングで寝るのも悪くないな」


そんな風に思った温かな夜でした😊

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