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日本らしさって何?エスニックジョーク vol.1「早く飛び込め!」

ある民族の民族性、もしくはある国の国民性を端的にあらわすような話によって笑いを誘うジョークのことを言う。

国民性や民族性を大げさに皮肉ったり、はぐらかしたりする、民族文化への風刺という性質上、社会的なタブー(民族差別)に抵触する部分があり、ブラックジョークの一種に分類されることも多い。

民族文化と言うと世代間格差を含めて良いものか否か迷うころではありますが恐らく海外からみたらそれ程気になるところではなく、きっと今でも日本と言えば富士山、武士、すもう、寿司、天ぷら、着物・・・ナドの単語が並ぶのではないでしょうか?(もしかして時代錯誤も甚だしいかも、単なる初老のジジイの戯言?)

「早く飛び込め!」
ある豪華客船が航海の最中に沈みだした。船長は乗客たちに速やかに
船から脱出して海に飛び込むように、指示しなければならなかった。

船長はそれぞれの外国人乗客にこう言った。
 
アメリカ人には「飛び込めばあなたは英雄ですよ」
イギリス人には「飛び込めばあなたは紳士です」
ドイツ人には「飛び込むのがこの船の規則となっています」
イタリア人には「飛び込むと女性にもてますよ」
フランス人には「飛び込まないでください」
日本人には「みんな飛び込んでますよ」

早坂隆『世界の日本人ジョーク集』より

「赤信号みんなで渡れば怖くない」もともとはお笑いコンビ ツービートのブラックなギャグであったが、のちにギャグを超えてことわざと認識されるようになりました。

何事も集団で行うならば心理的な抵抗も無く行うことができるようになるということ。

日本人=集団心理が強く=集団で行動する不気味な存在、と思われているフシがありますが、今の時代はもう結構バラバラで「赤信号、皆で渡ろうと思ったらパワハラで訴えられた!」とでもなるのでしょうか?

ただ流されやすい国民性は変わらず「個の力で現状打破を!」と考えて行動
する若者も増えては来ましたが、結局長いモノには巻かれ、自分が強烈な苦労して迄集団を救う必要などないのでは?なんて習慣化が進んでいる気がします。

過去の風習や民族性を否定して新しいキャラや習慣化を目指すのは良いこと
だとは思いますが、「過去=ダメ」ではなく良い面や気質等々は残し進化させるようにしていくべきではないかと思います!

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