見出し画像

日本らしさって何?エスニックジョーク vol.2「到着時間」

ある時、世界的な音楽コンクールが行われた。

開始1時間前にドイツ人と日本人が到着した。
・30分前、ユダヤ人が到着した。
・10分前、イギリス人が到着した。
・開始時間ピッタリにアメリカ人が間に合った。
・5分遅刻して、フランス人が到着した。
・15分遅刻して、イタリア人が到着した。
・30分以上経ってから、スペイン人がようやく現れた。
・ポルトガル人がいつ来るのかは、誰も知らない。

『現代社会資料集』令文社より

時間への概念と言いますかどの位重要なことなのかは個々人によって違いますがそれ以前に国民性や住んでいる地方によって違うみたいです。

以前国内でも沖縄は時間にルーズという話を聞きました、確かに自分の知り合いの人もチョット時間軸の根本概念が違う気はしました、だって集合時刻5分前行動などの思考は全く持ち合わせておりませんでしたので・・・。

一般的に日本は時間にウルサイお国柄ですよね、だって電車だってほぼ時刻表通りにやってきますし、たとえ10分でも遅れたら気持ちが良くないですよね。

他国ではもう電車が時刻表通りに来るワケがないと最初からそんな習慣の
国もあるようでして、逆にその感覚もチョット受け入れ難いものです・・・。

日本の社会では、「時間を守らない人は信用が低い」という固定観念があります。

そのため、日本人の間ではプライベートでも仕事でも、他人と約束した
「時間(=物事を開始する時間)を守る」行動習慣が定着しています。 約束に遅れそうになると、信用を失いたくない意識が働き、必ず相手に連絡を入れてお詫びをします。

150年前の日本人は非常に時間にルーズであったという。 当時の時刻は日の
出から日没までを昼、日没から日の出までを夜とし、それぞれを等分する不定時法」だった。 そして時間の最小単位が約30分程度だったとのことです。

時間の感覚は、文化や価値感といった様々な要素の掛け合わせによって決ま
るとされています。

どうやら時間に対するが概念は歴史と民族性で決まってくるみたいですね。

日本人が時間に厳しくなったのも、この100年プラスα程度の長さみたいですから威張らず引き継いで行けたらいいのかな~なんて考えています!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?