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日本人のアイデンティティ vol.9「八百万の神・無宗教」

神道は、古くから日本に根付いている民族宗教で、八百万の神が信仰の対象です。

あらゆる自然物に神が宿ると考えられています。 開祖が存在しないため、その教えや経典などがないことが特徴です。 一方で、仏教はインド発祥の普遍宗教です。

インドから中国へ伝わったことで、多くの宗派が生まれ、そのいくつかが日本に伝わってきました。

日本人無宗教説は、三紙(読売、朝日、毎日新聞)の紙面上は、「無宗教」
という語を用いるものでは明治10年代後半の記事が初出である。

さらに三紙以外のとある新聞では明治11年に「無宗教」の使用例があるが、説そのものは早くも幕末維新期から存在していたようです。

神道の特徴をまず一つ挙げるとすると、多神教であるということ。

八百万神は、神道が多神教であることを端的に表した言葉で、古代人の宗教である原始宗教は、すべて多神教であったといえます。

すべてのものに神霊や霊魂が宿るとする、アミニズム、岩、山、巨木、太陽
など全ての自然を信仰の対象する自然崇拝等が、原始宗教の特徴です。

神道の八百万神という精神文化は、地球規模での環境の危機や今後益々激化
するであろう民族紛争などの国際情勢の中、「共生」という言葉をキーワーワードとして、非常に注目を集めつつあります。

日本人は無宗教であると言われておりますが、神道の八百万の神を奉っていることを考慮したら本当に何も全くそのような頼りころがない人は少ないのではないでしょうか、画一的に仏教、キリスト教、イスラム教、など有名巨大な団体に属していないから云々とするのは早計ですよね。

大切なのは自分自身の心のよりどころどこにあるかです、そしてその根底に
ある思想が大事です、○○教の信者です、傾倒しています、はプロ野球のどの球団が好きですか?と同じじゃないいかと思います。

また、無宗教であっても特定の球団を応援していません、野球もサッカーも
バスケも皆好きです~の回答であっても全く問題はありません。

形や見た目や評判等でなく、自分自身の生き方について確たる何をもって生きているだけで十分だと思います、ガタガタ騒ぐなかれ、ではないでしょうか?

神も仏もこの世には存在していない、いやいる?~これも各人の思想そのもの。大切なのは如何に有意義に明るく楽しく生きて行けるかですよね。

自分自身が生き神となるべく「即身成仏=生き抜く=神」と信じて行動すべく生活出来たら、と思っています、我が人生に幸多くあれ!

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