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世の中の階層探求 地獄模様 vol.3-8「阿鼻地獄(無間地獄)」

8.阿鼻地獄(無間地獄)(あびじごく(むけんじごく))

さらに、親殺しの五逆罪や、仏法を謗る謗法罪を犯した者は、
「阿鼻地獄」に堕ちます。

阿鼻地獄に堕ちると、手足の節々から火炎が吹き出し、その苦しみがひまなくやってくるので、「無間地獄」ともいわれます。

この地獄の寿命は8万劫です。

1劫は、4億3200万年ですから、その8万倍です。

その間、片時も休む間なく、大焦熱地獄の1000倍の大苦悩を受け通しとなります。

その苦しみを『正法念経』には、大きな火が身を焼く苦しみをひとすくいの水とすれば、阿鼻地獄の苦しみは、大海のようなものだと教えられています。無間地獄にたどり着くと、高さ8万由旬・8億キロメートルの七重の鉄の城に行きます。

これが「無間の火城」です。

周りは、7重に鉄条網で取り囲まれ、その周りに刀の林があり、四隅には、体長40由旬・400キロメートルの銅の番犬がいます。

牙は剣、歯は刀の山、舌は鉄のムチ、すべての毛孔から猛火と臭い煙を噴き出して、稲妻のような眼光で見張っていますので、脱出は不可能です。
獄卒は、18人の鬼がいて64の眼を持ち、かぎのように曲がったむき出しの牙が上に向かって火が流れ出し、無間の火城に満ちています。

頭の上に牛の頭が8つあり、それぞれ18本の角があり、一本一本の角から猛火を噴き出しています。

城の中には鉄のはたほこというものがあり、矛から旗が垂れていて、炎がほとばしり、城の中に満ちあふれています。

四方の門の敷居の上には80の釜があり、沸騰した銅が流れ出して城内を満たしています。

ちなみに銅が溶けているということは、1083度以上の赤くトロトロにとけた銅です。

室内には、8万4千の鉄の蜂と大蛇が毒と火を吐いています。

百千の雷のように咆哮し、鉄の雨を降らせています。

また、五百億の虫がくちばしから火を吐きながら落ちてきます。

無間地獄の刑期は、八万四千大劫(1劫を4億3200万年)
とてつもない長い時間、人生80年としたらまるでお話にはなりませんね。

「現代人の仏教教養講座」~仏教ウェブ入門講座より抜粋
https://true-buddhism.com/teachings/naraka/

ChatGPTに「無間地獄に堕ちないためにはどうしたら良いか?」問合せしてみました・・・。

「無間地獄」(むげんじごく)は、仏教の教義において最も恐ろしい地獄の一つとされており、非常に苦痛な場所とされています。仏教において、罪業を償うための場所とされ、転生を繰り返す生命の中で、この地獄に堕ちないためには以下の方法が奨励されます。

1.善行を積む:
2.悪業を避ける:
3.瞑想と修行:
4.悔い改める:
5.学び続ける:

無間地獄に堕ちないためには、善行を行い、悪業を避け、精神的な成長と浄化を追求し、仏教の教えに従うことが大切です。ただし、これらの行動は仏教の実践として奨励されていますが、宗教的な信念や実践は個人の自由であり、異なる宗教や信念体系が異なるアプローチを提供することもあります。


地獄界には行きたくないです、きっと天国に近づく生き方があるはずです。

日々の生活の中で平常心を保ち心穏やかにすごして行きたいものです。
生涯修行を続けて行くべきなのでしょうね!

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