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3分で読める本日の注目ニュース(2024年3月22日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・米司法省は21日、スマートフォン市場を独占し消費者や開発者などに損害を与えているとして、反トラスト法(独占禁止法)違反の疑いでアップルを提訴した。主力製品のiPhone(アイフォーン)による寡占的な地位を乱用し、公平な競争環境を阻害したと主張している。

 米東部ニュージャージー州の連邦地方裁判所に、複数の州とともに訴訟を提起した。ライバル企業やアプリ開発業者の技術開発を阻害して消費者に不利益を与えているのに加え、アプリ開発業者らに課している最大30%の「アップル税」と呼ばれる高額の手数料も問題視した。

 アップルは事実関係が異なるとして争う構えをみせている。

 米国では、既に当局がグーグル、メタ(旧フェイスブック)、アマゾン・コムの3社を独禁法違反の疑いで訴えている。今回のアップルへの提訴で、「GAFA」と呼ばれる米大手IT4社がそろって訴えられることになる。

芸能ニュース

・21日午前9時8分頃、栃木県、埼玉県で震度5弱の地震を観測した。関東地方では緊急地震速報が流れ、生放送の各局情報番組でも、視聴者に注意を呼びかけた。時事ネタは取り上げないTBS系「ラヴィット!」でも、「ニューヨーク不動産」でサルゴリラが母への手紙を読んでいる最中に場面が切り替わり、田村真子アナが地震を伝えた。

 時事ネタは一切取り上げない「ラヴィット!」だが、緊急地震速報はきちんと伝えた。この時間帯、サルゴリラの赤羽健壱が44年過ごした実家を出て、独り暮らしを開始する「ニューヨーク不動産」を放送。赤羽が世話になり続けた母へ手紙を読み上げ「今まで本当にありがとう。ごはん作ってくれたり洗たくもしてくれて、普段は照れくさくて言えないけど…」と言ったところで、緊急地震速報のチャイムが鳴り、スタジオに画面が切り替わった。

 田村真子アナが「緊急地震速報が発表されました、埼玉、茨城、群馬、千葉、栃木、東京に強い揺れがくる怖れがあります。直ちに警戒してください、机の下や頭を守れる場所に避難してください。こちらでも揺れを感じました」などと何度も呼びかけた。

 その後、スタジオ画面から、報道フロアに切り替わり、南後杏子アナが改めて地震について「津波の心配はありません」などと伝えた。

 約8分、地震の情報を伝えた後、ようやくVTRに戻り、赤羽の手紙は途中からではなく、最初から読み上げられた。

スポーツニュース

・「ドジャース11-15パドレス」(21日、高尺スカイドーム)

 ドジャースの山本由伸投手はメジャー初登板となる先発マウンドに臨み、いきなり1死も奪えず2失点。さらに犠飛と2本の適時打も重なり、計5点を失った。1回5失点KOで初黒星となってしまった。

 初回、先頭のボガーツに96マイルのストレートを投じたが、いきなり二遊間を破られた。次打者・タティスをストレートで押し込み追い込んだが、インサイドへの変化球が抜けて死球となった。一、二塁とピンチが広がり、クロネンワースには浮いた変化球を右翼線へはじき返される三塁打で、いきなり2点を失った。

 なおも無死三塁とピンチは続き、マチャドはフルカウントからのスプリットを見極められ四球で歩かせた。ここで投手コーチがマウンドに向かって間を取った。5番、キム・ハソンにもボールが先行し、カウント3-1から中堅へ犠飛を打ち上げられた。

 直後に暴投で得点圏に走者を進めたが、プロファーを空振り三振に仕留めメジャー初奪三振をマーク。キャンプサーノは三ゴロに打ち取ったかに思われたが、マンシーが三塁線のゴロを捕球できず、左翼線を転々とする間(記録は適時二塁打)に一挙4点のビッグイニングを許した。

 さらにウェイドにも右翼線適時二塁打を浴び、5点目を失った山本。9番・メリルの打席で球数が40球を超える異常事態に陥った。ブルペンではリリーフ投手が準備を始める様子も映し出される中、最後はインサイドのカーブで空振り三振。3アウトを奪いベンチに戻る際には、強ばった表情を浮かべた。この回限りで交代を告げられた。

 試合開始直前はベンチでチームメートとハイタッチをかわしながら、トラビス・スミス、ストレングスコーチと胸を大きく張るポーズをかわした。新通訳のアイアトン氏と言葉をかわし、大きく背伸びをして今か今かとベンチ前で憧れの瞬間を待ったが、厳しい立ち上がりが待っていた。

 ゲームはドジャースが最大7点差を1点ビハインドに迫る猛追を見せたが、八回に大谷が同点機で凡退するなどあと一歩及ばず。韓国シリーズは1勝1敗の痛み分けとなった。

話題のニュース

・大リーグ、ドジャースは、大谷翔平選手の通訳を務める水原一平氏を解雇したことを明らかにしました。アメリカの複数のメディアは水原氏が違法賭博に関与したなどと報じていますが、球団は解雇の理由については明らかにせず、情報を収集しているとしたうえで「現時点ではこれ以上のコメントはない」としています。

米メディアによると、水原氏は、20日夜の試合後にドジャースのチームメートに対して、みずからがギャンブル依存症であるとした上で「すべて自分のせいだ」などと説明したということです。

また、大谷選手は21日夜の試合後に取材対応はせず、チームとともに韓国からロサンゼルスに戻りました。

アメリカの複数のメディアは20日、大谷選手の代理人弁護士が水原氏が違法賭博に関与したと明らかにしたなどと伝え、このうちロサンゼルス・タイムズは、水原氏が連邦捜査の対象となっている違法な「ブックメーカー」と呼ばれる賭け屋で賭けるために、大谷選手の資金を「大規模に盗んだ」としています。

また、アメリカのスポーツ専門チャンネル、ESPNによりますと、大谷選手の口座からこのブックメーカーに対して450万ドル、日本円でおよそ6億8000万円が送金されていたということです。

これについて球団はNHKの取材に対して、「報道の内容は把握している」としたうえで、水原氏を解雇したことを明らかにしました。ただ、解雇の理由については明らかにせず、情報を収集しているとしたうえで、「現時点ではこれ以上のコメントはない」としています。

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