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3分で読める本日の注目ニュース(2024年5月14日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・シャープがテレビ向けを中心とした大型液晶パネルをつくっている堺工場の生産を停止する方針を固めたことが13日、分かった。赤字が続いており、継続は難しいと判断した模様。14日に発表する中期経営計画に盛り込む可能性が高い。

 堺工場は、シャープの子会社「堺ディスプレイプロダクト」(SDP、堺市)が運営する。SDPは中国メーカーなどとの価格競争で採算が悪化。設備の減損などを迫られた結果、シャープは2023年3月期に2608億円の純損益の赤字に転落した。

芸能ニュース

・日本テレビの水卜麻美アナウンサー(37)が6月1日付の人事で管理職に昇進することが13日、分かった。これまでは一般社員の「主任」として勤務していたが、6月以降は社内で新設される役職「チーフスペシャリスト」となる。

 水卜アナは若手時代から「ヒルナンデス!」などで頭角を示し、その後も朝の情報番組「スッキリ」のサブMCなどを歴任。現在は同じく朝の「ZIP!」の総合司会を担当している。好感度も抜群で、オリコンの「好きな女性アナウンサーランキング」では13年から5年連続1位となり殿堂入り。明治安田生命による「理想の上司ランキング」では今年まで8年連続1位に輝くなど局を代表する社員として認知されている。

 日テレは取材に対し「人事の詳細についてはお答えしておりません」と返答。関係者によると新設されたアナウンス職の社員らが入るスペシャリスト職の管理職等級は4区分あり、「チーフスペシャリスト」は上から3番目。ひとつ下の「リードスペシャリスト」に、これまでも管理職だった水卜アナより先輩の矢島学アナや森圭介アナが職位変更していることを見ても、異例の抜てきであることは明らか。水卜アナの働き方にあまり変化はないというが、関係者は「30代での管理職昇進はなかなか珍しいこと」と語っており、今回の人事で“上司”としてさらに辣腕(らつわん)を振るうことになりそうだ。

スポーツニュース

・5月13日、『日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24』クォーターファイナルが開催され、千葉ジェッツ(ワイルドカード下位)がアウェーで宇都宮ブレックス(東地区1位)との第3戦に臨んだ。

 第1戦に82-70で勝利するも、第2戦に58-67で敗れた千葉Jは、第1クォーターから宇都宮のD.J・ニュービルに10得点を献上。それでも、クリストファー・スミスやゼイビア・クックスの活躍で、25-20とリードを奪う。続く第2クォーターではジョン・ムーニーやスミスを軸に得点を重ね、39-35で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーターでは、富樫勇樹が2本の3ポイントを決めるも、比江島とニュービルにそれぞれ8得点を奪われ、56-57と宇都宮に逆転を許す。勝負の第4クォーター、宇都宮に5本の3ポイントを決められるが、原修太とスミスがそれぞれ2本ずつ長距離砲を決め返す。さらに、試合残り24秒にはスミスが同点のレイアップを沈める。試合終了間際には勝ち越しのチャンスを得た千葉Jだったが、スミスの3ポイントが惜しくも外れ、74-74でオーバータイムへ。

 延長戦では開始から追いかける展開となった千葉Jは、試合残り1分52秒に富樫の同点3ポイントが決まる。その後、比江島に勝ち越しのレイアップを決められるも、今度は富樫のアシストからムーニーのジャンプシュートで再び同点に。ラストプレーではスミスの勝ち越しを狙ったシュートが再び惜しくも外れ、そのままダブルオーバータイムへ突入した。

 2度目の延長戦は富樫の長距離砲でスタート。フリースローで追加点を挙げた千葉Jは、アイラ・ブラウンがオフェンスリバウンドから貴重な得点を挙げてリードを保つ。さらに、富樫が宇都宮を突き放す値千金の3ポイントを沈め、最後は千葉Jが103-93で激闘を制した。

 セミファイナル進出を決めた千葉Jは、スミスが36得点10リバウンド、ムーニーが22得点10リバウンド、富樫が20得点12アシスト3スティール、原が11得点、クックスが6得点11リバウンドと活躍した。

 一方、惜しくも敗退を喫した宇都宮は、ニュービルが30得点6リバウンド3スティール、比江島が20得点5アシスト、ギャビン・エドワーズとグラント・ジェレットがそれぞれ16得点と奮闘した。

■試合結果
宇都宮ブレックス 93-103 千葉ジェッツ(@日環アリーナ栃木)
宇都宮|20|15|22|17|9|10|=93
千葉J|25|14|17|18|9|20|=103

話題のニュース

・横浜市消防局は13日、保土ケ谷消防署権太坂救急隊が急病の80代女性を搬送中、横浜新道で経路を間違え、医療機関への到着が約13分遅れたと発表した。女性は搬送時に心肺停止状態で、病院到着後に死亡が確認された。

 救急隊は13日午前8時14分、通報を受け戸塚区内の福祉施設に出動した。同42分に救急車で搬送を始めたが、横浜新道の分岐点で経路を間違えたという。正しい経路であれば分岐点から3分で着いたが、誤ったことで13分遅れ、病院には9時14分に到着した。

 市消防局によると、搬送前から女性に意識はなかった。救急車内で心肺停止状態が確認され、心臓マッサージなど救命処置が施されたという。搬送先の医師は「到着の遅れが女性に与えた影響は不明」との見解を示しているという。

 運転していた救急隊の20代機関員は4月に赴任したばかりで、隊長ら残る2人は女性の処置に当たっていた。保土ケ谷消防署の森屋司署長は「ご家族におわび申し上げます」とコメントした。

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