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3分で読める本日の注目ニュース(2024年5月5日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・2023年度に判明したステーキ店の倒産は10件で、前年度の5倍にのぼり、2010年度以降で初めて2桁となり過去最多を更新した。

 ステーキ店の倒産が増加した背景には、円安の影響などで輸入牛肉の仕入れ価格が急上昇するなど、経営環境の急激な悪化が挙げられる。財務省の貿易統計によると、ステーキ店などで使用が多いサーロインなどの米国産牛肉(ロイン)価格は、2023年度平均で100グラムあたり200円を超え5年間で1.4倍に、米国産より安価な豪州産も5年間で1.3倍と急上昇した。米国産では、ウクライナ紛争や干ばつなど異常気象の影響で飼料となる穀物や乾牧草の高騰により生産コストが急騰した。

 加えて国内流通では、1年間で20円近く進んだ円安で膨らんだ輸入コスト、輸送費の上昇も上乗せされる。セットメニューで提供されるサラダでも、ニンジンなどは平年比で一時9割高となるなど、生鮮野菜が高値で推移している。ただ、ステーキ価格は他の外食メニューに比べ割高で、客離れの懸念から値上げが容易でない店舗も多い。そのため、低価格を売りとしたステーキ店や小規模店では急激な仕入れ価格の上昇ペースに耐えられないケースも少なくない。

 足元では、ステーキチェーン店でも原材料などのコストアップから価格改定が相次ぐほか、豪州産や肩ロースなど安価な生産国・部位への切り替え、サラダバーの種類変更など対応に追われている。これまでリーズナブルな価格で楽しめたステーキ店に試練が訪れている。

芸能ニュース

・俳優保阪尚希(56)が4日、フジテレビ系「コレで御殿建てました」に出演。自宅を披露した。

 保阪は「90年代に多くの人気ドラマに出演した超イケメン俳優」「事業が大当たりして売り上げ1日1億円超」「10代で俳優デビュー」「現在は通販王」「現在、独身(離婚歴あり)」などとして、コーナー冒頭では当初、名前や顔が隠された状態でさまざまな肩書きが紹介された。

 そして東京・世田谷の自宅”御殿”の高級マンションで顔がオープンになり、番組スタッフが保阪を取材したVTRが流れた。保阪は約20年前、健康に目覚めたのを機に通販業を開始。自らプロデュースしたさまざまなグッズが次々ヒットして売り上げが「1日1億円」に達し、「通販王」と呼ばれるようになったことなどが、紹介された。

 保阪は自宅内で高級腕時計を複数披露したり「若いころは車が38台あったり、ポルシェも全部持ってた。(高級腕時計の)ロレックスも全部持ってたんで。ロレックスのコレクターだった」などと告白。スタジオのフットボールアワー後藤輝基やタレント藤本美貴は「え~!」と驚いた。しかし、後藤はすかさず「車38台持ってる人はもう、タクシー会社やん」とVTRを見つつ突っ込みを入れて、笑いを誘っていた。

スポーツニュース

・◇セ・リーグ ヤクルト―中日(2024年5月4日 神宮)

 ヤクルトは、セパ両リーグ通じて今季最長となる5時間4分の死闘の末に中日と引き分けた。先発のサイスニード(31)は5回3失点と粘投したが、救援陣が踏ん張れなかった。6回に村上宗隆内野手(24)が今季初3戦連発となる8号2ランを放つなどしたが、打線の援護は実らなかった。

 2回表に3点を先制されたが、直後の攻撃で2死一、二塁から1番・西川の左中間を抜く2点二塁適時打で1点差に迫ると、丸山も中前適時打で続き同点に。なおも2死二塁でオスナがチェンジアップを中前に運び、勝ち越しに成功した。4回には2死一、三塁からサンタナの適時打でリードを広げた。

 6回には2死二塁で2試合連発と好調の村上。「追い込まれていたがうまく反応して打つことができた」とカウント3―2から直球を完璧に捉え、リーグ単独トップとなる今季8号2ランを右中間に放り込んだ。

 先発のサイスニードは粘投したものの、後続が踏ん張れなかった。2点リードで迎えた最終9回に4番手・木沢が中日打線につかまった。1死一、二塁で細川の適時打を許し1点差に迫られると、なおも1死二、三塁で中田の犠飛から同点に追いつかれた。

 延長戦に突入したものの両者譲らず、引き分けのまま終戦した。

話題のニュース

・滋賀県内で4日、祭りに伴う事故が高島市と東近江市で相次いだ。いずれも命に別条はなかった。

 高島市勝野の県道で午後2時10分ごろ、「大溝祭」の曳山(ひきやま)を押していた同市の男性(71)が転倒し、左前輪に左手をひかれた。小指が切断に近い状態になるなどして、病院に運ばれた。滋賀県警高島署によると、当時は約20人で曳山を保管場所へ移動させていたという。

 東近江市伊庭町では、午後3時半ごろ、神輿(みこし)が山の急斜面を滑り下りる「伊庭の坂下し」で、近江八幡市の地方公務員男性(31)が左足を負傷した。骨折した疑いがあり、治療中という。東近江署によると、山の中腹にある神社から麓へ神輿を下ろす途中で、男性は進行方向を修正する役割だった。

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