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3分で読める本日の注目ニュース(2024年5月7日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・2023年は芸能プロダクションの倒産が目立つ1年となった。芸能人やタレントのマネジメントなどを行う芸能プロの倒産は、2023年に合計12件発生した。前年(4件)の3倍に増加したほか、過去5年間で最多となった。

 昨年にはVRアイドルグループ「えのぐ」などが所属していた岩本町芸能社(千代田区)が廃業することを発表したほか、A.L.C.Atlantis(港区)など有名事務所が破産した。今年に入ってもタレントの壇蜜さんが所属するフィット(渋谷区)が破産、女優の吉岡里帆さんが所属するエー・チーム(港区)が休業を発表するなど、芸能プロの行き詰まりが表面化している。

 近年はテレビ局の制作費削減に伴う出演料の減少や番組の整理・終了といった状況に直面したほか、SNSの台頭でYouTuberやインフルエンサーとして活動する個人も増え、芸能プロが従来得意としてきた新人タレントの発掘なども難しくなっている。こうした逆風の中で、所属タレントの独立、創業者の死去・体調不良といった社内事情が加わり、倒産や廃業に至る芸能プロが目立った。

 芸能プロは、ファンクラブの運営や出演番組の交渉など多忙なタレントの活動をサポート=マネジメントする役割に加え、トラブル対応などの役目もあり、その存在意義は大きい。事務所に所属するメリットをタレントにどうアピールできるか、芸能プロ各社の手腕が問われている。

芸能ニュース

・タレントの中居正広(51)が6日放送のTBS「THE MC3」(後9・00)が出演し、SixTONESのジェシー(27)に渡したお小遣いの金額が明かされた。

 普段MCを務める中居、お笑いタレントの東野幸治、お笑いタレントのヒロミがクイズに挑戦する同番組。出演者たちはMC3人を競走馬に見立ててベットし、ダービー方式で勝者MCを予想する。最終問題でジェシーは中居ではなく東野にベットした。

 これに中居は「君はひどいな。最後の問題で。ひどくないか?」とポケットに手を入れたまま問いかけた。ジェシーは「なんですか?」と悪びれる様子もなく冷静に返した。

 中居は「ポーズでやるんだよ。ポーズで黄色(自身が着ているジャージーの色)だろ」と指摘し、「お前、俺、お小遣いやったろ?」とベットしないことに注文をつけた。

 だが、ジェシーは「そうなんですよ。お小遣い、すごいっすよマジで。2000円ですから」と金額が明かされると、スタジオからは「えぇ~!?」と驚きの声があがった。それでも中居は「2000円やったろ?現金で2000円やったろ?」と声を張り上げて笑いを誘った。

スポーツニュース

・<プロボクシング:4団体統一スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦>◇6日◇東京ドーム

 4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)が防衛(WBAスーパー、IBF初、WBC、WBO2度目)に成功した。元世界2階級制覇王者のWBC世界同級1位ルイス・ネリ(29=メキシコ)の挑戦を受け、6回TKO勝利。日本人初となる4団体統一王者としての防衛を成し遂げた。

 試合後、リング上で「ここ東京ドームで34年ぶりの日本人メイベント。自分自身すごくプレッシャーがあったんですけど、こうして皆さんの力が僕のパワーになりました。本当にありがとうございました」と述べた。

 1回に喫したまさかのキャリア初ダウンについても「皆さん、1ラウンド目のサプライズ、たまにはいかがでしょうか」と余裕たっぷりに振り返った。

 ただ、真剣な表情となりダウンの際に笑みをみせたシーンには「やっぱりボクサーということで、そういうシーンというのは自分自身燃え上がるところがあるので、非常にハイテンションで試合をしてました。日本、東京ドームでルイス・ネリと試合できたことにほんとに感謝いたします。ありがとうございます」と振り返った。

 90年2月の元統一ヘビー級王者マイク・タイソン-ジェームス・ダグラス(ともに米国)戦以来、約34年ぶりとなる東京ドームでのボクシング興行で、日本人初のメインイベンターを務めた。今や世界ボクシング界から注目される井上が、所属ジム設立30年、自身の世界王座獲得(WBC世界ライトフライ級王座)から10年という節目で迎えた大一番を勝利で飾った。

 井上は「自分が初めて世界王者になって10年。東京ドームで試合ができるのは何かの縁だと思う。ジム設立30年に東京ドームで試合できることも感慨深い。必ず成功させなければいけないという思いは、いつも以上に感じる。自分自身に期待したい」と胸を躍らせ、東京ドームのリングに立っていた。

 挑戦者は、17年8月と18年3月の2度、元WBC世界バンタム級王者山中慎介と対戦したネリだった。山中との2戦ではドーピング違反と体重超過で騒がせ「悪童」と言われていた。今回はWBC規定の事前計量(1カ月前、14日前、7日前)をクリアし、前日計量もリミット(55・3キロ)よりも500グラム少ないウエートで1発クリア。井上戦決定後も5カ月間かけて母国メキシコではなく、米テキサス州エルパソで調整。5、6度のドーピング検査を受け、過去にない「リアル」ネリとして来日してきた。

 2度目の山中-ネリ戦は会場で視察していた井上だったが、冷静そのもの。「今回の戦いは自分対ネリ。過去の因縁を持ち込まないように戦う」と集中力を研ぎ澄ませた。4日の公式会見でネリと握手したかと思えば、5日の前日計量では20秒間、至近距離によるフェースオフ(にらみ合い)で火花を散らした。「もう駆け引きは始まっている」と戦闘モードに入っていた。

 興行をプロモートした所属ジムの大橋秀行会長(59)は「今回の東京ドームは新たなスタート。またドームで興行開催する可能性はある。私の頭の中には、いろいろな選択肢、構想がある」と言葉に力を込めた。今夜の東京ドームでの防衛成功は、井上の新たな伝説の始まりといえるファイトとなった。

話題のニュース

・「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(6日、東京ドーム)

 34年ぶりに東京ドームでボクシング興行が行われ、王者・井上尚弥(31)=大橋=がWBC同級1位の挑戦者ルイス・ネリ(29)=メキシコ=を6回1分22秒TKOで下し、防衛に成功した。

 ネットでは井上戦に関連し、「ロバート山本」がトレンド入り。リング上に上がり、勝利をおさめて退場する井上の後ろを歩くお笑いトリオ「ロバート」の山本博に注目が集まった。

 山本はプロボクサーのライセンスを取ったことで知られ、実際に試合も経験。24年にはJBCのインスペクター(試合進行)のライセンスも取得するほどの本気度で、この日は真剣なまなざしで井上の試合をサポートした。

 ネットでは「ロバート山本が気になってしょうがないw」、「ロバート山本なじみすぎw」、「試合に集中できないw」、「似てる人が映ってると思ったら本人」などの声が寄せられた。

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