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浅田真央の枯れた魅力

2016年世界選手権フリーの蝶々夫人をブルーレイで最近よく見る。好きな演技だ。しかしながら、この時の浅田は明らかにモチベーションが落ちている。それは、手先・指先を見れば一目瞭然。指先に神経は行き届いてなく繊細さも生気も感じられない。浅田真央としては考えられないことだ。しかし、その演技から何とも言えぬ魅力を私は感じてしまう。『ある晴れた日に』の美しくも切ない旋律と、浅田の誤解を恐れず言うと疲れ切ったようなそのオーラに引き込まれる。と同時に、自分の心は穏やかだ。平穏でいられる。キリキリしたような気持ちを持たずにいられる。浅田の演技をただそのまま見ることができる。見守ることができる。それは、インカダンス&アンデスの12歳の演技を見る時と同じだ。これは、自分の単なるノスタルジーです。浅田真央さんは、今日もアイスショー、そしてMAO RINKプロジェクト、ARSOAドリームプロジェクトと忙しく精力的に活動していることでしょう。

徒然なるままに書きました。


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