Hide-chan

発音にこだわる英語講師。英語のパブリックスピーキングやリーダーシップスキルを学ぶToa…

Hide-chan

発音にこだわる英語講師。英語のパブリックスピーキングやリーダーシップスキルを学ぶToastmasters clubの会員として、学んだこと、学びたいこと、クラブの運営で工夫していることなどなどを書き連ねていきます。

マガジン

  • Division C Directorの振り返り

    Toastmasters, District 76で2023-2024年度にDivision C Directorを務めた経験について書いています。

  • Toastmastersクラブ再建

    Public Speakingの練習の場所として会員自らが交代で運営するToastmasters club。いろんな要素に影響されて盛り上がったり勢いを失ったりします。僕が所属するNishinomiya TGIF Toastmasters clubもかつては会員数が38名、会員に十分な機会を確保するのが困難なくらい勢いのあるクラブでしたが、コロナ禍などのために会員数も減り毎回の参加者が10人前後になってしまっています。 僕の所属する別のクラブ、Shin-Osaka Leaders Toastmasters clubも2022年10月に10人の会員が去って会員が16人で毎回の参加者が10人程度という厳しい状況に。しかし、質の高いミーティングをし続けた結果、現在は会員数が25人まで復活しました。Nishinomiya TGIFもきっと復活できる。その歩みをつづります。

  • 英語の発音

最近の記事

Division C Directorの振り返り:Division C Club Showcase(秋の教育イベント -1-)

Toastmastersではクラブのミーティングい外に、Area(数クラブの集まり)、Division(数Areaの集まり)、District(3以上のDivisionの集まり)でもいろいろなイベントが行われる。ここ2年は秋に1種類2言語のスピーチコンテスト、春に1種類2言語のスピーチコンテストが行われるのが慣習になっていた。 しかし、今年度はDivision ContestとDistirct Contestをハイブリッド開催(メイン会場はあるもののコンテスタントがオンライ

    • Division C Directorの振り返り:COTの実績入力

      大したテーマではないのだが、夏と冬のClub Officer Training(クラブ役員研修、COT)への参加実績の入力はDivision Directorの役目になっている。(この記事のカバー画像になっているのは、その入力の際に使用したスプレッドシートの一部のスクリーンショットだ。) これは、各クラブの充実度の指標としてToastmasters Internationalが管理しているDistinguished Club Program(DCP)で10ある項目の一つ、T

      • Division C Directorの振り返り:責任

        「Toastmastersは仕事じゃないんだし」 Toastmastersに関して僕の嫌いな一言だ。確かにToastmastersは僕たちの仕事じゃない。ただ、この一言を発する人からは「だからどうだって良い」、「だから真剣にしなくて良い」、「だから楽しければ良い」というような、およそ何かを学びたいと思っているとは思えないような、最初から頑張る気がなくて如何に楽をするかを優先的に考えているような、残念な何かを感じてしまうからだと思う。 楽しいことは重要だ。Toastmast

        • Division C Directorの振り返り:クラブ役員の役割

          これまでの記事で、僕がクラブの運営の中心を担うクラブ役員、そして彼らをサポートするArea Directorに対して批判をしていると誤解を与えているかもしれないと感じたので補足をしておきたい。 そういう意図ではないのだ。どちらかというと多くのクラブやDistrict 76で行われている実際の仕組みの方に問題があると思っている。 クラブ役員がその役割を完全に把握して活躍できているわけではないことは事実だ。それは仕事でもないボランティアの団体なのだし、そもそも組織を運営したく

        Division C Directorの振り返り:Division C Club Showcase(秋の教育イベント -1-)

        マガジン

        • Division C Directorの振り返り
          9本
        • Toastmastersクラブ再建
          9本
        • 英語の発音
          2本

        記事

          Division C Directorの振り返り:広報支援 -2- 広報ワークショップ

          Toastmasters clubの活動では、一定の割合でクラブでの活動を辞める会員が出てくる。理由は様々で、①当初の目的を達成した、Toastmastersでのスキルアップのお陰で仕事が増え活動の時間が無くなったなどという前向きな理由もあれば、②職場の人員削減や転勤で活動できなくなった、本人の病気や育児や介護で時間が取れなくなったという不可避な理由もあれば、③意義が感じられなくなった、人間関係のもつれなど残念な理由もある。 理由は何であれ、一定の割合で会員が減るのは宿命な

          Division C Directorの振り返り:広報支援 -2- 広報ワークショップ

          Division C Directorの振り返り:広報支援 -1-

          Division C Directorとしてやりたかったことは前回の記事で書いたClub Officer Trainingだけではなかった。広報の支援をすることもその一つだった。 クラブの広報を支援する一つの手段として考えたのがDivision CのホームページとTwitter(現X)の作成と運営だった。構想としては、Division C独自の内容も掲載する一方で、Division C内のクラブのイベントの情報やミーティングの内容紹介記事なども寄稿してもらって掲載するという

          Division C Directorの振り返り:広報支援 -1-

          Division C Directorの振り返り:Club Officer Training(クラブ役員研修)

          Division C Directorに立候補するにあたって一番やりたかったことは、Club Officer Training(クラブ役員研修、COTと略記)を早い時期に行うことだった。ここ数年、COTがオンラインになったこともあり、夏と冬に行われるCOTの半数くらいに参加してきた(日本のクラブが所属するDistrict 76では10ほどあるDivision毎にCOTを開催することが恒例になっているので、毎回10回ほどのCOTが行われる)。 そこで目にしたのは、驚くほどクラ

          Division C Directorの振り返り:Club Officer Training(クラブ役員研修)

          Division C Directorの振り返り: Area Director選び

          Division Directorとして立候補することを決める過程で考えたことは、誰と一緒にやるかということだった。具体的にはArea Director選びだ。Division DirectorはDivision全体のクラブを担当するが、直接クラブに赴いてクラブの良いところを承認し上手く行っていない部分に関して別の方法を提案するのはArea Directorの役目になる。つまり、Area Directorにクラブをサポートするノウハウと情熱のある人が入ってくれないと、どれだけ

          Division C Directorの振り返り: Area Director選び

          Division C Directorの振り返り: 立候補

          僕がToastmastersでDivision C Directorになって9カ月。そろそろ任期の終わりが見えてきたので、これまでの経験を振り返っていこうと思う。(Toastmastersでは7月から翌年6月までが1年度。5つ程度のクラブがArea、数個のAreaがDivision、3個以上のDivisionがDistrictという組織を構成している。AreaとDivisionはDistrictの予算でスピーチコンテストやクラブ役員研修などのイベントを企画・運営している。現時

          Division C Directorの振り返り: 立候補

          My club officer history 2 - Vice President Public Relations at Osaka Toastmasters Club

          最初に入会したOsaka Toastmasters Clubで7人の役員の一番下っ端のSergeant-at-Arms(会場係、略称:SaA)としてクラブ運営に関わり始めた数か月後、僕のSaAとしての役割は終わりました。 本来、1年間続くはずの任期の途中で終わったのは、当時Vice President Public Relations(広報担当副会長、略称:VPPR)が多忙でクラブのことをほとんど何もできない状態になり、誰かが代わりにしないと!という話になって僕にお鉢が回っ

          My club officer history 2 - Vice President Public Relations at Osaka Toastmasters Club

          Pins

          僕の所属するToastmasters(パブリックスピーキングやリーダーシップを学ぶことを目的とした国際的なNPO)には、Toastmasters pinというものが存在する。 これは、その個人がToastmastersの会員であることを示すもの。画像の真ん中に移っている青というか紺というかが目立つものだ。僕は、これを2016年1月に最初に入会したクラブであるOsaka Toastmasters Clubでもらった。ま、実際には僕が払った入会金の中にこのピン代も含まれていたわ

          VPEは脚本家

          今日、所属しているNishinomiya TGIF Toastmasters Clubの会員と話をしているときにポッと口から出てきた言葉が「VPEは脚本家」というもの。(ちなみにVPEというのは教育担当副会長(Vice President Education)の略で、ミーティングの内容を決めたりミーティングで必要ないろいろな役割をメンバーに割り振ったりする役員のこと) ついでに言うと、ミーティングのかなりの部分の司会進行を担当するTMOD(Toastmaster of th

          VPEは脚本家

          Trivial or grave?

          Toastmasters にはいろんな資料があります。クラブが関係するものだけを考えても、Club Constitution、Addendum of Standard Club Options、Club Leadership Handbook、Club Success Plan、Speech Contest Rulebookなど、色々あります。それ以外にもミーティングのロールの効果的な担当の仕方をまとめた文書だとかクラブの運営のいろいろな側面(ミーティングの質の維持・向上のた

          Trivial or grave?

          My club officer history 1 - Sergeant-at-Arms at Osaka Toastmasters Club

          僕がクラブ役員(Club Officer)として経験したこと学んだことを"My Club Officer History"というカテゴリーで書いていこうと思います。 僕が最初にclub officerになったのは、最初に入会したクラブ、Osaka Toastmasters Clubで、入会して1、2か月で打診を受けたSergeant-at-Armsという役割。Toastmastersのことをご存じない方向けに簡単に説明すると、Toastmastersでは毎年7月1日から翌年

          My club officer history 1 - Sergeant-at-Arms at Osaka Toastmasters Club

          Public relations in Toastmasters

          In Toastmasters, we share responsibilities. We take roles in our meetings supporting each other, providing each other opportunities to practice public speaking by taking various functionary roles. Among these is our effort to publicize our

          Public relations in Toastmasters

          Club officer phobia?

          Why do members try to refuse to serve as club officer even though they've made a pledge to "serve my club as an officer when called upon to do so" when they join the club? The most common reason cited is the lack of time. Do they think the

          Club officer phobia?