#146 手まり「切り子」の作り方
切り子
切り子の名前を持つ模様も、いくつかの種類があります。
この手まりは鳥取地方では乙女毬の名前で呼ばれていました。
極細の毛糸で模様を作った物が乙女毬として呼ばれ、絹糸で作った物が御殿毬と呼ばれたようです。
太い毛糸を細く紡ぎなおして作ったと言うお話も、聞いたことがあります。
毛糸自体が明治以後の素材なので、もっと古い時代は別の素材が使われたと推測します。
また柳川流の手まりを作る方にも人気の模様で、切り子と呼ばれています。
三角形を順番にかがる事で作る模様になります。
この三角形をかがる順番が写真だけの説明では難しいので、今回は解説にPDFを入れることにしました。
見本作品は直径8cmで作っていますが、小さく作っても可愛いと思います。
「切り子」の作り方
地割は8等分の組み合わせです。
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読んでいただきありがとうございます。 アトリエを無事引っ越すことが出来ましたが、什器等まだまだ必要です。 その為の諸費用にあてさせていただきます。