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2枚目の作務衣を作る


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#洋服生地で作務衣を作る #自分で作る作務衣 #自分サイズの作務衣を作る


前回の反省点をふまえて


市販のレディスの作務衣を見ると、どうも丈が短く好みではないです。
しかしメンズのLサイズで市販テキストで作ったら、丈と裄に関しては好み通りに仕上がりました。



しかし襟が閉まった感じで気に入りません。
身幅も合っていないように感じます。
そこで後幅を少々いじることにしました。
後幅が変わると布幅の関係で自動的に前幅も変わってきます。
後幅を細くした分、前幅も自動的に細くする結果になります。
身幅が変わってきますので入らなくなると困るので衽を太くして調節しました。


前回の物との寸法比較


身長152cm、最大周り寸法(バストまたはヒップ)100cm

着丈 2尺1寸 79.5cm(10cmくらい短くても大丈夫)
 4尺3寸で裁ち切ります。163.5cm

 満足しているので変更なしです。

袖丈 袖付けと同寸 7寸 26.5cm
 裁ち切り 1尺5寸 57cm

 着物袖にしたので1尺1寸(約59cm)の袖丈です。
 注意:洋裁と和裁では袖丈、袖幅が逆になります。
 
肩幅 9寸 34cm
 布幅 1尺1寸 42cmで裁断しましたが1尺5分 40cmで良かったと思います。

 満足しているのでこのまま変更なしです。布幅の断ち切りのみ1尺5分です。

後幅 9寸
 シルエットを考えると次回は8寸5分にしようかと思います。

 裾で8寸5分のヘラ付けにしました。
 お流儀によって脇縫い線が変わってきます。
 ヘラ付けを公開するときに詳しく書きます。

馬乗り 4寸5分
 
問題ないのでこのまま変更なしです。

袖付け 7寸
 着物袖にしたので袖付け5寸5分、身八つ口2寸5分にしました。

前幅 9寸 次回は8寸5分にしようと思います。
 布幅の都合で8寸になりました。

下がり 6寸 変更なし

だき幅 前幅と同寸の9寸で作りましたが次回は8寸5分にしようかと思います。
 布幅の都合で8寸になりました。

おくみ丈 1尺6寸断ち切り 変更なし

おくみ幅 4寸断ち切り
 後幅と前幅で合計1寸減らす予定なので5寸の裁ち切りにしようと思います。

 上記理由で5寸5分の断ち切りにしたのですが、考えすぎだったようです。
 広すぎました。

襟下 8寸5分
 着た感じではもう少し襟が長く欲しいので次回は8寸にしようと思います。

 8寸にしたのですが、衿付けの曲がりが急すぎてくの字のラインが出きてしまいました。
 縫いあがってからそう言えば先生が言っていたと思い出した次第です。(苦笑)解決方法は襟下を短くして襟付けのラインを自然に伸ばします。

袖幅 9寸
 筒袖の時は9寸で丁度良かったです。
 しかし着物袖にしたら重みで下がってきて、結果として裄が長いという感じになりました。
 これがよそ行き着であれば9寸でも良いのですが日常着なので8寸が良いと感じました。
 筒袖と着物袖、着た感じが変わるというのも仕上がってから、先生が言っていたと思い出した次第です。

袖付け、袖丈 7寸 (筒袖)
 着物袖なので袖丈1尺1寸、袖付け5寸5分です。

袖口 5寸
 袖口は布の耳を使うのでそのまま折って端ミシンにしました。
 袖底は袋縫いです。布に厚さがあればロックミシンです。

 今回も袖口は5寸にしました。
 袖底は着物袖なので5分の丸みで仕上げました。

紐 長さ7寸5分、幅1寸の断ち切りで4本作ります。
 袖付けから1寸下に付けます。
 右襟につく紐は下から計った位置より2cm下に付けます。
 (下の身頃が下がらないように)


ポケット
 幅 19cm 長さ 18cmで仕上げます。
 ポケットの口が下から1尺5分の位置、脇の縫い目から1寸の所に付けます。

 ポケットの付け位置は着た感じで調節しました。


着た感じの感想


前回よりは着やすくなりました。
しかしまだまだ不備もあるという感じです。




最初に感じたのは寸法はこれで大丈夫なのか?という事でした。
そして手元にあるテキストをひっくり返し、女性物と男性物の標準寸法を書き出してみました。
またバスト、ヒップのサイズから身幅を割り出す計算式も見つける事ができました。
自分のサイズを計算してみて、改めて納得しました。


母が着物をよく買っていたのですが、販売員さんが別のお客さんの採寸をしていて聞こえてきたことを思い出したのです。
男並みだね、5分ましだね、1寸ましだねというお話です。
つまり女物の並寸に5分増やすと男物標準寸法です。
更に5分増やしたり1寸増やしたりしてふくよかな方のサイズにするという事です。


着物が着たい!


何回か着物袖の作務衣を着てみて日に日に募る思いがあります。
筒袖の一般的な作務衣では感じられなかったことです。


着物が着たくて仕方が無いのです。
足元が不安だから作務衣で良いかな?と思っていました。
ところが袖を着物袖にしてみたら、何となく足さばきがお行儀悪いのが気になります。
着物を着て帯を締めたスタイルが良いと感じています。


引っ越した時、今まで階段がほぼ無い生活だったので、2階に玄関と言う生活が少し不安でした。
買い物をして2階まで荷物を運ばなければいけません。
しかし新居での生活も半年を超えました。
2階に荷物を運ぶのも以前ほど苦にはならなくなりました。


足元が不安定だからという理由で着物生活をあきらめていましたが、やはり着たいのです。
出かける日はともかく、家にいる日だけでもという思いが日に日に募ります。
短めの丈にして、下はパンツにすると言うのも1つの方法ですが、とりあえず着てみようと思いました。


ところがいざ着るとなると着た後のことも考えなければいけません。
お洗濯をして長い物をどこに干そうか?と言う問題です。
姿見も欲しいですし、さすがにこの年齢で帯結びが蝶々と言うのも何だかなぁ。という感じです。
年配者の結び方を覚えなければという感じです。


とりあえず初めてプリント地で着たい、欲しいと思い縫った着物が1枚ありますのでいろいろ整えたあと着てみようと思います。
その後に仕立てるのを待っている布たちが居ますので、どの丈で仕上げるかを考えたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました。


読んでいただきありがとうございます。 アトリエを無事引っ越すことが出来ましたが、什器等まだまだ必要です。 その為の諸費用にあてさせていただきます。