【食彩】青魚が食べたくなると

画像1 過日、打合せで向かったお宅の近所で、昔ながらの魚屋さんを見つけました。スーパーが旺盛を極める昨今なれば珍しいですよね。興味津々の態で、通りから店内を覗いてみると、氷水に浸かった良型の鰯と目が合いました。こちとら青魚は大好物。しかも旨そうな鰯ときた日にやぁ … もう大変。しかし、お値段の方が尋常ではなかった … 。下衆魚と呼ばれた鰯も今では高級魚。下々の者には手が届かぬ ” 高値の花 ” になりました。
画像2 帰宅後、嫁さんを相手にそんな愚痴をこぼしたら「そんなに鰯が食べたいなら、日曜日の夜にオイルサーディンで何か作ってみようか?」と提案してくれました。さすが我が家の大蔵大臣。家族の食欲と台所事情との間にある乖離を「在庫の缶詰」で埋めてくれたのでした。
画像3 そんな彼女が作ってくれたオイルサーディンのトマトパスタ ↑ 。「初めて作った割に上手に出来たかも。」と本人が語った通り、ソースの調和がとれていて美味しゅうございました。それにしても何ですなぁ … 。小刀の様にギラギラした新鮮な青魚を、もっと気軽に食べられたら幸せなんですけどね … 。子どもの時分を懐かしく思うばかりです。

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