汚れ

愛されたくて愛されたくて愛されないから
虚言癖も盗みも自傷行為も辞められない
可愛いね、好きだよって抱かれている間だけ
女の子、っていわれるのなんかやだ
恋だから友達だから女だから
そんな理由で好かれるくらいなら
嫌われるほうがマシだった
性別も理由もカテゴライズしないで
私を博愛主義的に仲良くしてくれていた嫌われ者のあのこの方がよっぽど神様だったよ、崇拝すればよかった、依存すればよかった、あわよくば共依存になりたかった。あの子は優しいから私を否定しないって理解して甘える私はまるで寄生虫みたいだろう。

死ねないからとりあえず生きていて
生きたくて生きられない人がいるんだから、なんて知らねーよそんなん。私の不幸を勝手に計って適当なことぬかしてんじゃねえよバーカバーカ。

白いナプキンにじゅくじゅくな欲求を染み込ませて賢いふりをしている、あの女もあの子もあの人も平常心の顔が上手くて羨ましい
私はナプキンを変えても変えても下着を汚すぐらいに欲求に塗れて綺麗な人のふりもできないのに。いいないいないいないいないいないいないいな、いーいーなー/羨望羨望羨望羨望羨望
あーあ、また汚した。

綺麗なままで生きたかった
早く卒業したほうがいいよって言われた処女
避妊をしなくなった彼氏が獣みたいに思えて
適当な代わりの新しい彼氏を作って別れたっけ。女子高生なんてブランドも今じゃコスプレにしかならないし、つまんないね大人って。

自己主張をして知識を繰り出し聞き上手な女の周りには真面目な人しか残らないって聞いたから振舞ってはみたものの
愛されるって結局なんなのかわからないまま