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【#5】【顎関節症】姿勢改善で出来ること

先日、ニュース番組の中で

「顎関節症に悩む人が急増中!」

という特集を放送していました🤕


口の開け閉めで音がするぞ?!
痛みが出るぞ?!
そんな違和感がある人はまずは歯科・口腔外科で診てもらいましょう。

もしも医師から姿勢について言及されていて困っていたり、または違和感程度に予兆を感じられる方は、

顎関節症を予防するために、以下のポイントに気を付けて姿勢改善に取り組んでみて下さい!



顎関節症について


Q.顎関節症はどのような症状ですか?

A.顎関節症の代表的な症状は、
「あごが痛む(顎関節痛・咀嚼筋痛)」
「口が開かない(開口障害)」
「あごを動かすと音がする(顎関節雑音)」の3つです。
そのため、硬い食べ物が噛めない、大きな食べ物が食べにくい、また、あごの音が煩わしいなどの症状が現れることがあります。

一般社団法人顎関節学会HPより

Q.顎関節症はどんな状態なのですか?

顎関節症は、顎関節やあごを動かしている咀嚼筋の痛み、顎関節雑音、開口障害あるいは顎運動異常を主要症候とする障害をとりまとめた病名です。 その中には、
①あごを動かす筋肉の痛みを主な症状とするもの(咀嚼筋痛障害)、
②顎関節の痛みを主な症状とするもの(顎関節痛障害)、
③顎関節の中の関節円板※1のずれが生じるもの(顎関節円板障害)、および、
④顎関節を構成する骨に変化が生じるもの(変形性顎関節症)が含まれています。 (※1 関節円板とは、顎関節の骨と骨の間にあるクッションの役割をしている組織です。)

一般社団法人顎関節学会HPより


痛い、開かない、音がする。

顎関節の動きが"何らかの原因"で制限されている状態で
無理やり動かしていたことによって上記の症状が出てくるようです。

痛みの発生源は、関節の炎症、筋・筋膜痛が基本ですが、
それ以外の原因の可能性を除外するためにも(痛みをとるためという意味もありますが、ほかの可能性の除外というのとてもとても大切な要素になりますので、医者嫌いの方にも)検査・診察をお願いしております!




顎関節症の治療について

病院では、薬物療法や矯正(マウスピース)による治療もありますが、
基本的には「自己管理」と「理学療法」がメインになると考えてください。

ここで初めて私たち運動指導者の出番になるわけですが、アゴや首周りの筋肉をほぐして・鍛えて・整えても、関節症が再発する恐れがあります😖

実は最も大切な「自己管理」というところをご説明します。






姿勢的!予備軍チェック


歯科・口腔外科的観点から「予備軍チェック・予防ケア」などが検索するとたくさん出てきます。

しかし、姿勢から見たときにリスクの高い状態を評価するものが見つからなかったので、ある一つの視点から考えた時の予備軍、として簡易チェックをご用意しました。

顎関節症 姿勢的予備軍チェック~その1~

①仰向けになりリラックスします

②おへそを覗き込むように首を丸めます

☆首の表面の筋肉(前や横、後ろなど)の使用感が強い→予備軍!

☆のどの奥に使用感はあるが、特に耐えている感じはない→安心😊

☆腹筋使っている感が強い→一応、予備軍!



顎関節症 姿勢的予備軍チェック~その2~

①顎を上に挙げていきましょう(首が反ります)

☆首の後ろが詰まる(痛む)→予備軍!

☆首の前が伸びる→安心😊






姿勢改善をする必要性と理由

番組内でもドクターが模型を使って説明されていましたが、
顎関節は、ざっくり言うと側頭骨(さらにざっくり言うと頭蓋骨)と下顎骨で構成されています。


でも見てください。
頭蓋骨(アゴ以外の上の骨全部)は脊柱とつながっているんです。

下顎骨は完全にフリーなんですよ。(背骨と関節としての連結が無いという意味で)

先ほどのチェックその1で、
「仰向けで首を丸めたときに首の表面の筋肉が頑張っていた」
という方は、頭から首の丸まりが起こらないことによって、アゴから首の表面~胸までの筋肉で一生懸命動いていたんですね。

要するに、フリーであるはずのアゴがメインとなり、本来の役割では無いのに、首を支えているのです。

首を支える→頭蓋骨から脊柱
口の開け閉めをする→アゴ

であるはずが

首を支える→アゴ
口の開け閉めをする→アゴ

ってそんなブラック企業みたいな働き方を求められてもそりゃ無理がありますよ😥


チェックその2で首につまりがある方は、
その顎の下の筋肉が固くなり、伸ばせなくなっているから後ろが詰まる、痛む。
もしくは首(脊柱)そのものの扱い方が間違ってしまっている。つまり、首を支えるという仕組みが機能していない状態であるともいえます。



ではなぜ首が機能しなくなってしまうのか。
原因を突き止めるとなると現場での指導が必要となりますが・・・。
例えば、

ソファーや電車の座席、車のシートは形状的に仕方ない場合が多いのですが、オフィスの椅子にも割とこのような座り方をすることに心当たりのある方はいらっしゃるのではないでしょうか?

「ほら!首を前に出さないで!アゴ引いて!」
そんな指示は意味を成しません。。
この人は↑、「首を前に出している」のではないのです。

座面(骨盤)が傾いているから首を前に出さないとバランスが取れないのです!😣

このような身体の使い方に慣れたり、癖がついてしまうと、直立したときでさえバランスが取れなくなってしまい、

首が前に出る

首の前の筋肉が優位に働く(仕組み的に)

アゴがブラック企業的に働かせられる

顎関節に負担がかかる

この様な機序も、一つの可能性として考えられますね。


「じゃあ骨盤を立てて座ればいいんだ!!」

となりそうなものですが、本当に骨盤を立てられているかどうか、
あなたの意識しているそれは、本当に骨盤なんですか??
というなんともややこしい問題もあるので多くの皆さんが悩んでいるわけですね😭






私たちはどうすればよいのか

顎関節症の疑いがある場合、または既に痛みが出ている場合は歯科・口腔外科にかかり、一度診察を受けてみましょう!

すでに治療を開始している、または整体などで治療を受けているが、思うように解消しない、または再発してしまう場合は、

痛みのある部位から一度離れて、きちんと全身が自然な状態に動かせるような体操に新しく取り組んでみてください。

もし横浜市都筑区センター南駅のお近くでしたら、ぜひ一度ご相談くださいね😀





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姿勢改善専門スタジオ「ていねいフィットネス」

横浜市営地下鉄ブルー/グリーンライン
センター南駅 徒歩5分

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代表:木村智映

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Tel: 090-7315-1496

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