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小さくて安くて音も良いDACならこれ。

どうも、てがーしです。
今回はスマホに挿すだけで高品質な有線サウンドを楽しめるDAC、DC-05を紹介します。


動画


外観

金と黒のコントラストが美しいデザイン。

色はグリーンとブラックの2色展開となっています。
今回購入したのはブラックです。

全体の素材はアルミニウム合金でできており、価格以上の高級感があります。また指紋も非常に目立ちにくいため、汚れが気になる人もストレスを感じにくいと思います。

銅線は銀メッキでできているため、柔軟性と耐久性に優れる。


仕様

DACチップはES9219Cをデュアル搭載。
シングルDAC での設計と比較して、より低ノイズでありながら高い出力レベルを実現したとのこと。

画像:MUSIN HPより

また、DC-05はMQAの再生に対応。
TIDALなどの対応アプリやサービスを利用することで、高品質な音を楽しめます。


アプリ

無料の「iBasso UAC」アプリを使用することで64 段階でボリュームを調整することが可能になり、最適な音量で音楽を楽しむことが可能になります。

ibasso UACの実際の画面。スマホにDACを接続すると自動で起動。


取り回し

取り回しについては最高です。

重量わずか9g、銅線も長すぎ短すぎずなので「イヤホンがちょっと長くなったな」ぐらいの感覚で使えます。

ただ筐体がアルミニウム合金製なので、そのままカバンに放り込むと他の機器を傷つける可能性がある。収納時は要注意。


音質

音質は価格相応といった感じだと思います。
正直、最初イヤホンで聴き比べたときはイヤホン直挿しのときとの違いがわかりませんでした。

ただ、ヘッドホンで聴き比べると直挿し時に比べ音が元気に、ボーカルが前に出るようになるのを感じました。

音楽のジャンルで言いうと電子音楽系との相性がよく、逆にオーケストラなどの生音系の音楽とは相性が悪いと感じました。

MQA形式で聴き比べを行った。

藤井風さんの「まつり」、東京事変さんの「一服」、スティビーワンダーさんの「Over Joyed」を聴き比べた結果、「まつり」ではボーカルが、「一服」ではボーカルと電子音がより際立って聴こえました。「Over Joyed」ではもともと刺さり気味だったサ行がより刺さって聴こえてしまいました。


気になった点

気になった点は3つあります。

まず、チューニングについて。
音質の項目で述べたように中高音域が持ち上がるようなチューニングのため、人によって好みとかけ離れた音質になってしまうかもしれません。自分のよく聴くジャンルを確かめてからの購入をおすすめします。

2点目はMacとの互換性についてです。
M1 MacBoock Airに挿して見たところ、音声が流れませんでした。ノートPCも気軽に高音質化できると思っていたので残念です。

3点目は発熱についてです。
2〜3分挿しているだけで筐体がほんのり熱くなります。

逆に熱をうまく外に逃がせているとも取れますが、触るたびに不安な気持ちにさせられるのでここはマイナスポイントです。

また、この熱に関連してか接続機種のバッテリーの減りが早いと感じます。もともとバッテリー持ちの悪い機種で使用予定の方は要注意です。


良かった点

1点目は取り回しの良さです。
9gの筐体に程よい長さの動線も相まって取り回しは最高です。

2点目はデザインです。
アルミニウム合金の筐体は価格以上の満足感を与えてくれます。また使いたい、持ち歩きたいと思わせてくれる、そんなデザインになっています。

3点目はコスパです。
本機には約¥42,900のDAP、Shanling M3Xにも搭載されているES9219Cチップをデュアル搭載しているにも関わらず、価格は驚異の¥8,800です。

Shanling M3X       画像:MUSIN HPより

MQAという音質を損なわないデコードにも対応しているため、とりあえず有線でいい音を聴いてみたいという方におすすめのDACになっています。


まとめ

最近はイヤホンジャックのないスマホがほとんどですので、Blutoothイヤホンで音楽を聴くことが多いと思います。

今一度一昔前に立ち戻って有線で音楽を聴くと「あぁ。音楽ってこうだったな。」とリスニングの楽しさを再認識できると思いますので、音楽好きな方は是非。

価格も¥8,800とUSB DACとしてはかなり安い部類なので、気になる方は下記バナーより購入してみてください。

購入ページはamazonアソシエイトリンクを使用しております。


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それではまた次の記事でお会いしましょう。

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