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食われないさ

モヤモヤしている気持ちを

ノートに書き出していた。

だいぶ経ってから

このノートなんだっけ?と中を見て

自分で驚く重苦しい雰囲気。

「・・・食われないさ」

って書いてあった。

今までの自分から脱皮しようとして

葛藤をしていた時だった。

ものすごく怖かったんだよね。

*****

周りの人が持つ

私像に近づけようとしていた。

そこには

本当の私も少しはいたけど

窮屈でたまらなかった。

私像のように過ごすことは

常に演技している感じ。

大変そうにも思えるけど

本当の自分を隠すにはちょうどよかった。

だから

演技できていたんだよな。

演技が常だと

これが私じゃん、って自分でも騙されていく。

脱皮しようとしてみて

わかったことなんだけれども。

*****

私が脱皮したら

周りの人が驚く。

驚いて、怒る。

私が食われる。

そんな図式が頭にあったらしい(笑)

食われるわけない。

そして

怒られる、という発想が懐かしい。

*****

あたし

という人間はどんな人なんだ?

あたしって

誰かのためだけに生きてんのか?

あたし

このままでいいのかな

ダメなんじゃないか?

ダメだよ!


そんな葛藤をしていたあたしへ。

脱皮しようとしたら

状況や環境が

まるっと変わったよ。

全く想像もしていなかった流れに

必死でついていくだけだったけど

演技している自分じゃないあたし

って感じは

生まれ変わったみたいなんだよ。

だから

食われなかったよ(笑)


生まれ変わって

新たな体験をどんどんしようとしている自分に

自画自讃。


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