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好きにならなくていい

友だち100人、とか

みんな友だち、とか

集団生活の中では

たくさんの人たちと仲良くする、ということを

叩き込まれたように思う。

いろんな人がいて

いろんな関わり方があって

合う合わないがあって

それが人間社会ってのを学ぶ場が学校、

と私は思っている。


親友と呼べるような

気さくになんでも話せて

感覚が似ていて

一緒にいて心和むような人とは

仲良くしたい、と誰もが思う。

嫌いじゃないけど

なんか馬が合わない

なんか苦手、という印象の人とは

無意識に距離を置く。

距離を置くことに罪悪感を抱く場合

その人と仲良くしないといけない、と思っているかもしれない。

苦手、と感じてしまう自分を責めてしまうのかもしれない。

これが『みんな友だち・仲良くしよう』の罠。


そもそも

自分が苦手と感じる人には

その人からも苦手と感じられている場合が多い。

それならば、距離を置くということが

仲良くする、ということにもなる。

(仲を良くするだもの)


距離を置いたとて

挨拶はする

必要なやりとりはする

それが社会生活でのコツ。


もしも

仲良くしなくちゃ!と距離を縮め

その人と無駄にぶつかり合い

喧嘩して、より険悪な関係になってしまった場合には

挨拶もできない(したくない)

必要なやりとりもできない(怒り口調になっちゃう)

となれば、周囲への影響もあるだろう。


みんなを好きになる必要はない。

好きってのは

嫌い、特に関心がない、苦手、といった感覚もあるからこそ

気がつける感覚。

好きを大切に

好きではないものは、そっとしておく。

嫌い、ということに注ぐエネルギーを

好き、という方に注ぐと

幸せが膨らむ。


強烈に苦手なことへ注目している自分を

なだめて

好きにシフトできた自分を自画自賛。

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