弱いから強い

弱そうに見えて強い人。

強そうに見えて弱い人。

実は、こういうことなんじゃないかと思ったりする。

自分のことを弱いと思っていると

強く見せようとする。

逆に強い人ってのは

虚性をはることもなく

自然体でいるから弱く見えたりもする。

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人生のどん底を味わうと

もう抵抗しても仕方ない

なるようにしかならん、みたいな

降参状態になり

そうなると

開き直って、人生が開けていく。

そういう話を聞いたことがあるけど

弱さを知って、強くなるってことなんだろうな

って思う。

どん底に落ちるのが怖くて

抵抗して

踏ん張って

なんとか留まって、みたいなのは

今よりもっと怖いこと、恐ろしいことが待っているのかも

(どん底を想像して)

と、弱さを隠して虚勢をはる。

ありそうな話。

*****

自分がどん底を味わったのか

わからないけど

抵抗しても無駄なことがある、というのは

体験している。

流れに身を任せるしかない状況。

そうなったら

自分の無力さを痛感する。

とても虚しく、切ない。

無力でも生きているわけで

生きていくってのも

無力でもできちゃうわけで。

その無力感を

とことん味わってみたら

開き直って

私だって何かやったるわ!みたいな

ハイテンション気味な変なパワーが

湧き出てくるのかもしれない。

もちろん

ハイテンションはずっと続くわけでもなく

また無力感を思い出しながら

あーそうだったそうだった、と

やっぱり歩き出す。

そもそも無力なんだからさ

大したこと出来なくて当たり前、と思ったら

ちょっと転けたくらいは

どってことない。

というより

無力なのに、あれもできた

これもできた!って自画自讃できるわけよ。


無力感を思い出し

それでも生きているし

もっと生きようとしている自分を自画自讃。

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