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ある気づき

先日、遠い在所の友人と久々に電話で会話していて、その時に指摘を受け初めて自身が【幻聴】らしきものを聞いている事に気がついた。

特に具合が悪くて横になっているような時に顕著なのだが、突然誰かに耳元で話しかけられたような感覚を覚えるのだ。
いつからそうなのか自分でも判らない。
それと言うのも当のワタクシが「誰にでもある事だろう」位に考えて大して気にも留めていなかった事が大きい。またワタクシは良く睡眠時に夢を見るので、その延長線上にあるのかとも思っていたのだ。
友人が「それ(≒幻聴)は尋常な事態じゃない。次の定期検診の時に必ず相談した方が良い」と強く言うので、備忘録も兼ねてこの場を借り記す事にした。

ワタクシの耳元に届く幻聴の程度は様々で、はっきりと言語として聞こえずボソボソと耳元で何か言われた程度のものから、何と喋っているか明確に判る程度のものまで実に多岐に渡る。
内容が明確な幻聴は全く内容が突飛なものが殆どで(例えば「火事だ、逃げろ!」とか「此処に置いてた眼鏡何処にやったか知らないか?」とかそんな内容)、声も男性だったり女性だったりと一貫していない(数度、父母や今は亡き祖母の声で聞こえた事があった)。
心霊現象に興味が深い方なら一瞬、幽霊の類に話しかけられたと思うんじゃないだろうか。それ位にハッキリと「言語」だった。

幻聴と言うと、統合失調症に罹患した方がしばしば言及する【脳の中から何者かが明確な悪意を含ませて語りかける】アレを想像する方が圧倒的に多いかも知れない(事実、ワタクシも同じ認識だった)。
然し、ワタクシの場合はそうでは無かった。
少なくともこれまで聞いた幻聴らしきものに、明確な悪意は殆んど存在しなかった(聞いた後に我に返って「なんで今そんな事言われたんだろう」と疑問に感じる事は度々あったが)。なのでワタクシの耳に届いた【声】が本当に幻聴なのか、いまいち確信が持てずに居る。

因みにワタクシには、頭の中で突然何らかの曲…既出の曲であったり、全く知らない曲であったりとこちらも一貫性が無い…がループ再生されて止まらないと言う傾向もあるのだが(調べてみたらこう言う症状を【イヤーワーム(耳の中の蠕虫)】と呼ぶらしい)、これも友人曰く「お世辞にも健全な状態ではない」と言う。…まぁ、これは流石に友人の杞憂では無いかとは思うのだが。

どなたか正解をご存知ならば、是非コメントでご教示頂きたい。

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