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他の誰でもない私が求める文章を書く、ただそれだけの回。

 お休み中のところ失礼致します。誰が何のお休み中だって、他でもない私が、他でもない文章のお休み中だったんですけど。今思うことがあるので、今のうちに書いておきたいな、と思って久しぶりにnoteを開きました。
 遡ること2ヶ月前にこんな内容の文章をnoteで書いて、文章を書くことを辞めようとしました。要約すると今年中に小説とnoteを辞めることを目標にしていました。
 理由も前の記事で書きましたが、世の中には面白いものが沢山あって、その中でわざわざ私が誰にも必要とされないものを作るべきではないな、と思ってしまったのです。
 もっと言ってしまえば、私如きの人間が何かを他人様の前にお見せすること自体が良くないんじゃないかな、とさえ思っていました。と言うか、今でもこれは時々思うことです。
 そんなことを去年の12月中旬に思って、本当に年末のギリギリに家庭内のいろんなことが重なって精神的にダウンしたことをきっかけに「文章は本格的に休もう」ということになりました。
 ちなみに前回の記事と10月に参加したイベントの後日談を書いたのはそれまでの間ですね。小説「迷える山羊」は12月上旬を最後に連載を休止しました。そうして2023年を迎えます。

 年が明けてからも、相変わらず「私が書くものなんか誰も求めていない」「私みたいな人間が何かを作ろうとすること自体が害悪」というマインドで生活していたんですよね。もちろん今もなのですが。
 ただ2月に入って状況が一変しまして。自分の文章が評価されたり、自分の文章に対するモチベーションが上がるような出来事があったりして、「何か書きたい!」という気持ちが急に沸き起こってしまったのです。
 具体的に言えば、仕事で社内用のWeb記事を書くように頼まれて、それがかなり高評価を頂いたり、私が7年ぶりに小説を書くきっかけになったラジオ番組が一夜限りの復活を果たしたりしたんですよね。
 Web記事と違い、ラジオの投稿の方は箸にも棒にも掛かりませんでした。そんなもんよな。それでも番組に対する思いを文章に書けたのは本当に良かったな、と思っています。こう言うと負け惜しみっぽいけどさ。

 2023年の目標として「絶筆活動」をテーマに掲げたのに、日常の中で少しずつ文章に対する欲求が高まってるの、あまり良くないのですが。この1年で未練の無いようにはしたいな、とも思うのです。身勝手だな私。
 最後にひとつご連絡します。去年の2月から連載していた「迷える山羊」ですが、諸事情により掲載を無期限で休止することに致しました。なお、連載再開の予定はありません。
 楽しみにしていた皆様にはご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございません。そもそもそんな方がいらっしゃるのかどうかも分かりません。ですが、そんな方がいらっしゃるのであれば、私は大変嬉しく思うのです。
 こんな私ではありますが、あともう少しの間お付き合い頂ければ幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。つづく。

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