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超伝導送電

発電した電気を無駄なく運ぶ夢の技術「超電導送電」

北海道石狩市で実用化を見据えた実証が進む。石狩湾新港の風力発電の風車が多数設置されている。再生可能エネルギーの送電ロスを極限まで抑える。

電気を電線で送ると一部は熱などに変換されて、電力の5%前後が失われる。ただケーブルを液体窒素でマイナス196度まで冷やすと電気抵抗のない「超電導」状態になる。理論上は送電ロスがゼロになる。

課題は導入コストだ。ケーブルを常時冷やす必要がある。10キロメートルあたり1台の間隔で冷却装置を置くことになるという。コストを下げようと冷却温度がより高くてすむ素材を開発したり、より安価な冷却材に切り替えたりする研究が進んでいる。

『参考資料』
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFC06DAD0W3A201C2000000/

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