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リーダーが立つべきは人の上にあらず、人の前に立て

4月に部長になりました。
あらためて心に誓ったのがタイトルの言葉。


リーダーが立つべきは人の上にあらず、
人の前に立て



リーダーになったからといって、決して上から指示を落とそうとか、逆にみんなの後からサポートだけしていようなんて思っていません

強い意志を持って進むべき方向性を示し、メンバーの考えや力を引き出し、組織を導いて行く。そして、うまくいかない時は責任を持って対処することが真のリーダーの役割です。


かっこいいことを言ってみましたが、

言うは易し行うは難しですよね…。
それほど簡単にできることではありません。


4月に課長から部長に変わって、一番の変化は「責任感」です。課長時代は、ある程度自分の責任で進めながらも、迷った時は部長に相談できる安心感がありました。

部長になって、中長期視点での方向性のみならず、毎週のように起こる変化や課題に対して判断を下さなくてはなりません。これは課長の時と比べものにならないプレッシャーですね。


ひとりで乗り越えようなんて思わない

ただ、このプレッシャーをひとりで受け止めようとは思っていません

プレッシャーと言うと語弊がありますが、プレッシャーの要因となっている悩みを共有し、メンバーの様々な意見や考えを引き出し、その上で進むべき方向性を示していこうと思います。

また、実行にあたっては皆の力を引き出し、融合しながらコトを進めていきます。メンバーの日々の動きを全て把握することはできませんが、成果だけで無く取り組みの過程にも目配せしていきます。

そして、何より大事なのは「最後の責任は自分が取る」ことですね。メンバーの意見や力を借りますが、最後は自分で判断し、結果に対して責任を持つようにします。


やろうと決めたコト

部長になり、リーダーとして皆の前に立って行く上で、決めたことが2つあります。

「好きなようにしていいよ」とは言わない

皆の意見や力を引き出すからと言って、「みんなの好きなようにやっていいよ」とは言うつもりはありません。

それは単なる無責任です。
結果に対する責任はリーダーにあります。

仕事や判断を任せる場合も、任せた側に責任があるのが正しい権限委譲です。

3人の課長を中心に

もう1つ決めたことは「課長を中心に回る組織に」ということです。

3人の課長は、2人は私が課長時代の元部下。1人は全く違う商品から4月に異動してきました。

部長になり1ヶ月経ちましたが、3人ともまだ私に遠慮気味なことと、私も部のメンバーと直接コミュニケーションを取りがちな点が反省点です。

3人の課長は、それぞれに強みがあります。
課長として課を牽引する意識も高いです。

そもそも私1人の力で部を回せるとも思っていません。

3人の課長たちの思いや力を存分に発揮してもらうためにも、課長が中心になって回る組織に変えて行こうと思います。(もちろん責任は権限委譲する側の私にあります)


いかがでしたでしょうか?

タイトルの言葉は、織田信長の言葉です。

小説で読んだ言葉だったと思うので、ホントに信長さんの言葉なのかは定かでは無いですが…。また、信長さんの言葉では「将は…」と言っていますが「リーダー」と言いかえています。

ちなみに、織田信長というと「泣かぬなら殺してしまえ」のイメージも強いかも知れませんが、私の中では商売を日本に根付かせた改革者です。

それまで土地の奪い合いしか無かった戦国時代に、茶器やお皿などの新たな価値を見い出し、また長さや重さを統一して商売の礎を作りました。

明治維新は維新の志士たちが世界と日本を繋げましたが、それより前の時代に日本中の国を繋げた改革者だと尊敬しています。(諸説ありますが)

ありがとうございました。


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