コースケ|メーカーの営業部長

メーカーの営業部長。 メンバーの思いと力を引き出し、実行力あるチームづくり【組織変革/…

コースケ|メーカーの営業部長

メーカーの営業部長。 メンバーの思いと力を引き出し、実行力あるチームづくり【組織変革/チェンジ・マネジメント】に挑戦中!

記事一覧

固定された記事

チームを「リードする」ではなく「主催する」

「コースケさんて、唯我独尊ですよね。」 11年前、35歳でリーダーになりたての頃に言われた言葉でした。あらためて振り返っても、完全にダメ出しされていますよね…。(苦…

リーダーが立つべきは人の上にあらず、人の前に立て

4月に部長になりました。 あらためて心に誓ったのがタイトルの言葉。 リーダーが立つべきは人の上にあらず、 人の前に立て リーダーになったからといって、決して上から…

経験者採用にこんなに時間がかかるとは…

「スグに決まる!」と思っていたのが間違いでした😅 11月に経験者採用の募集を始めて、4ヶ月が経ちました。正直、こんなにかかるとは思っていませんでした。 全く応募が…

クール&ウェットな距離感

メーカーの営業課長、コースケです。 2023年ギリギリ最後の投稿は、仕事における「相手との距離感」の話です。 入社2年目のFくんとの1on 1で、こんな質問がありました。 …

1on1〜悩みの種は人間関係

こんにちは。 今春から1on1を始めて半年が経ちました。6月から1.5〜2ヶ月に1回のペースで行い、10月で3周しました(周で数えるのが正しいのかは分かりませんが…笑)。 …

敷居は高いが懐が深い

こんにちは。 メーカーの営業課長 コースケです。 今日は、取引先の社長さんから頂いた嬉しいお言葉をnoteに残しておきます。 先日、取引先の社長さん以下、社員の皆様…

1on 1で「自分らしさ」を言語化しよう!

こんにちは。 今回は、メーカーの営業課長(私)が1on1を始めてみた話です。 私の会社でも、今年の4月から従来の年2回の定期面談に変わり、不定期の1on 1が推奨されるよ…

「退職希望だった彼が残ってくれた話」から2年と1ヶ月

3月に「退職希望だった彼が残ってくれた話から2年」という記事を書きました。 2年前の3月に転職を申し出てきた部下のC君を慰留し、今も残ってくれています。 「慰留して…

「実行力」ある組織

昨今、経営の競争力の根幹は「戦略」から「実行力」へ変化していると言われています。 デジタル化、グローバル化が進展し、実行のスピードが速くダイナミックな組織が市場…

「退職希望だった彼が残ってくれた話」から2年

春ですね。 出会いも別れもある季節です。 ちょうど2年前の3月、入社3年目のC君が退職希望を伝えてきた話を書きました。 あれから2年、今はどうなっているでしょうか? …

1を聞いて残りの9を考える

「1を聞いて10を知る」新入社員など新しく加わったメンバーに、このような期待をしてしまう時ありますよね。 「物事の一端を聞いて瞬時に全体を理解する」という意味で使…

ビジネス・ファシリテーション

2022年もあと半日。 今年最後の投稿は、2023年取り組みたい「ビジネス・ファシリテーション」について書きます。 今年の10月に、同じ営業部内で異動しました。 課長とし…

孤高の存在になる必要はない

10月に異動し、もうすぐ2ヶ月が経ちます。 私はメーカーの営業課長です。 今回の異動で、課長になり8年で4つ目の課になります。 これまでも課が変わる度に、「リーダーシ…

産休・育休も立派なキャリア

7月に「ワーママの現実」という記事で、育休明けの社員と一緒に受けた研修について書きました。 その中で、育休明けの悩みとして「ロールモデルがいない」「将来のキャリ…

みんなで熱くなれる仕事

今回のテーマは、「従業員エンゲージメントスコア」です。このスコアについては、1年前にも記事にしました。 当時、自分の課のエンゲージメントスコアが下落傾向の中で「…

仕事のムダは見栄と忖度から生まれる

会社に勤めていると、「ホントにそれ、やる必要ありますか?」という仕事がありますよね。 社内報告のためだけの資料や、◯◯さんが言ったからという類の仕事です。 ある…

チームを「リードする」ではなく「主催する」

チームを「リードする」ではなく「主催する」

「コースケさんて、唯我独尊ですよね。」

11年前、35歳でリーダーになりたての頃に言われた言葉でした。あらためて振り返っても、完全にダメ出しされていますよね…。(苦笑)

確かに、唯我独尊だったかもしれません。

当時、担当する商品の広告宣伝のリーダーを任され、「自分の力で周りを驚かせる結果を出そう!」と意気込んでいました。そして、「ひとりの力でチームは変えられる」と信じていました。

でも、自

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リーダーが立つべきは人の上にあらず、人の前に立て

リーダーが立つべきは人の上にあらず、人の前に立て

4月に部長になりました。
あらためて心に誓ったのがタイトルの言葉。

リーダーが立つべきは人の上にあらず、
人の前に立て

リーダーになったからといって、決して上から指示を落とそうとか、逆にみんなの後からサポートだけしていようなんて思っていません。

強い意志を持って進むべき方向性を示し、メンバーの考えや力を引き出し、組織を導いて行く。そして、うまくいかない時は責任を持って対処することが真のリーダ

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経験者採用にこんなに時間がかかるとは…

経験者採用にこんなに時間がかかるとは…

「スグに決まる!」と思っていたのが間違いでした😅

11月に経験者採用の募集を始めて、4ヶ月が経ちました。正直、こんなにかかるとは思っていませんでした。

全く応募が来なかった訳ではないのです。
むしろ、応募は想像以上にあり4ヶ月で15名!
多いですよね。

でも、なかなか決まらなかったのです…。
ようやく、2月に1名の採用を決めました。
まだ、内定を辞退される可能性もありますが…。

今日は、

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クール&ウェットな距離感

クール&ウェットな距離感

メーカーの営業課長、コースケです。

2023年ギリギリ最後の投稿は、仕事における「相手との距離感」の話です。

入社2年目のFくんとの1on 1で、こんな質問がありました。

「先輩のSさんはサクサクと仕事を進め、残業している姿をほとんど見たことがありません」

「一方でSさんと同年代のUさんは、コツコツ仕事を進めてたまに残業していることもあります」

「SさんもUさんも尊敬する先輩ですが、2人

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1on1〜悩みの種は人間関係

1on1〜悩みの種は人間関係

こんにちは。

今春から1on1を始めて半年が経ちました。6月から1.5〜2ヶ月に1回のペースで行い、10月で3周しました(周で数えるのが正しいのかは分かりませんが…笑)。

もう少し回数をこなしてもいいのかも知れません。

ただ、課に15人のメンバーがいることもあり、量よりも質を求めることにしています。

ですので、1回の時間は最低でも30分、長い人は1時間ほどかけてやっています。

始めた頃は

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敷居は高いが懐が深い

敷居は高いが懐が深い

こんにちは。
メーカーの営業課長 コースケです。

今日は、取引先の社長さんから頂いた嬉しいお言葉をnoteに残しておきます。

先日、取引先の社長さん以下、社員の皆様を生産ライン視察会にお招きしました。

半日をかけて、生産ラインの視察、また展示場の見学など商品紹介、そして最後に意見交換をさせて頂きました。

意見交換の中で、競合他社との違いについて社員の方から質問を頂きました。

私は、商品の

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1on 1で「自分らしさ」を言語化しよう!

1on 1で「自分らしさ」を言語化しよう!

こんにちは。

今回は、メーカーの営業課長(私)が1on1を始めてみた話です。

私の会社でも、今年の4月から従来の年2回の定期面談に変わり、不定期の1on 1が推奨されるようになりました。

推奨というのが曲者で、「強制では無いけどやってみましょうね」的なスタンスです。正直、私自身は1on1にはちょっと懐疑的でした。

とは言え、やらずに否定していても始まりません。4月は従来通りの面談をし、6月

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「退職希望だった彼が残ってくれた話」から2年と1ヶ月

「退職希望だった彼が残ってくれた話」から2年と1ヶ月

3月に「退職希望だった彼が残ってくれた話から2年」という記事を書きました。

2年前の3月に転職を申し出てきた部下のC君を慰留し、今も残ってくれています。

「慰留して正解でした」といった内容でした。

「実は…、4月末で転職します」そこから1ヶ月。
4月末のゴールデンウィーク前に、C君から報告がありました。

転職は3月末だけじゃ無いのですね…。

記事を書いた3月には、そのような雰囲気は全く感

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「実行力」ある組織

「実行力」ある組織

昨今、経営の競争力の根幹は「戦略」から「実行力」へ変化していると言われています。

デジタル化、グローバル化が進展し、実行のスピードが速くダイナミックな組織が市場を席巻してしまう、ということです。(「令和の現場力」遠藤功、山本孝昭 著より引用)

この「実行力」の主役となるのは、多くの皆さんが所属している課やグループ単位の「現場の組織」なのです。

いくら経営層が立派な「戦略」をトップダウンで落と

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「退職希望だった彼が残ってくれた話」から2年

「退職希望だった彼が残ってくれた話」から2年

春ですね。
出会いも別れもある季節です。

ちょうど2年前の3月、入社3年目のC君が退職希望を伝えてきた話を書きました。

あれから2年、今はどうなっているでしょうか?

慰留して正解だったのでしょうか?当時は、「慰留すべきか、笑顔で送り出すべきか」を悩んだ末に、全力で慰留しました。

そして、最終的には彼は残ってくれたのでした。

その後、「本当に慰留するべきだったのか?」と不安になったり、転職

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1を聞いて残りの9を考える

1を聞いて残りの9を考える

「1を聞いて10を知る」新入社員など新しく加わったメンバーに、このような期待をしてしまう時ありますよね。

「物事の一端を聞いて瞬時に全体を理解する」という意味で使われます。

「1を聞いて残りの9を考える」こちらの言葉も、「全てを言わなくても察してよ」的なニュアンスがあるという点では同じです。

しかし、似たような言葉ですが、現代のビジネスにおいて求めるべきは「10を知る」ことよりも、「残りの9

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ビジネス・ファシリテーション

ビジネス・ファシリテーション

2022年もあと半日。

今年最後の投稿は、2023年取り組みたい「ビジネス・ファシリテーション」について書きます。

今年の10月に、同じ営業部内で異動しました。
課長として4つ目の課になります。

異動して3ヶ月経ちましたが、あらためての「気づき」がありました。

それは、「組織の文化や習慣」を構成する重要な要素となるのが、「ファシリテーション」だということです。

会議・打合せだけでなく、日

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孤高の存在になる必要はない

孤高の存在になる必要はない

10月に異動し、もうすぐ2ヶ月が経ちます。

私はメーカーの営業課長です。
今回の異動で、課長になり8年で4つ目の課になります。

これまでも課が変わる度に、「リーダーシップのスタイル」を変えてきました。

理想のリーダーシップスタイル私は、「理想のリーダーシップスタイル」とは、「メンバーに合わせて自分のやり方を変えること」と考えています。

「自分のやり方や流儀をメンバーに押しつける」のではなく

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産休・育休も立派なキャリア

産休・育休も立派なキャリア

7月に「ワーママの現実」という記事で、育休明けの社員と一緒に受けた研修について書きました。

その中で、育休明けの悩みとして「ロールモデルがいない」「将来のキャリアプランが描けない」という切実な悩みに触れました。

そのような中、若手女性社員向けの社長講話があり、「なるほどな」と感じた言葉をメモしておきます。

「育休や産休も立派なキャリアになる」
「会社で働くことだけがキャリアでは無い」

全く

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みんなで熱くなれる仕事

みんなで熱くなれる仕事

今回のテーマは、「従業員エンゲージメントスコア」です。このスコアについては、1年前にも記事にしました。

当時、自分の課のエンゲージメントスコアが下落傾向の中で「改善アクション」について書きましたので、今回はその答え合わせです。

従業員エンゲージメントスコア「従業員エンゲージメントスコア」とは、ざっくり言うと会社に対する「愛着」や「思い入れ」を指標としています。

会社に対する「貢献意欲」を引き

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仕事のムダは見栄と忖度から生まれる

仕事のムダは見栄と忖度から生まれる

会社に勤めていると、「ホントにそれ、やる必要ありますか?」という仕事がありますよね。

社内報告のためだけの資料や、◯◯さんが言ったからという類の仕事です。

ある本で読んだのですが、仕事のムダは「見栄」と「忖度」から生まれるそうです。

確かにそうですよね。

「見栄」から生まれるムダ私は営業部門にいるので、毎週の実績報告をしますが、数字が悪いと「少しでも良く見せよう」とか「不振の原因はちょっと

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