1990年10月24日のプロ野球1(職業野球新聞)

職業野球新聞

1990.10.24/西7-3巨/日本シリーズ第4戦。西武に3勝先行されて後がない巨人は、ウォーレン・クロマティ中堅手の適時打で今シリーズ初めて先制し、村田真一捕手の1号ソロで追加点を取るも、先発宮本和知が五回に突如崩れて炎上。西武は打線爆発を見届けて先発郭泰源投手から二番手潮崎哲也投手へと繋いで4連勝。1988年以来の日本一に輝いた。

これで西武は巨人に4戦で「28-8」と圧倒的な得点差でストレート勝ち。あまりの大差に巨人岡崎郁選手は「私の野球観が変わった」と発言して話題になりました。

ちなみに岡崎選手は大敗した巨人の中にあって光る活躍を見せ、シリーズ敢闘賞を受賞しました。

ところでこの試合までは指名打者ではなく一塁手で起用されていた西武オレステス・デストラーデ選手がこの試合では満を持して指名打者として出場。

タイムリー安打を含む2安打1打点と変わらぬ活躍を見せ、前日に指名打者だった安部理選手が代打で登場して2点適時打を放ちました。

予め公式戦でテスト起用していたことも含めて、西武首脳陣の采配の幅広さ・奥行き・周到な準備が窺えました。


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