見出し画像

カナダ生活から見た日本(お金)

政治経済教育医療全ての分野がこれからひっくり返っていく中で、あえて目の前の生活という視点でメモしてみようと思います。

お金は本当に応援したい人へ


日本と同じ物価感覚で暮らしてたんですが、とんでもないインフレで牛乳が4L約1000円に。(いや、そもそも4Lの大きさの牛乳日本にないですよね。わかりにくくてすみません。上の段の1Lの牛乳は400円弱なのでもっと高いですね。)

最低賃金が現在$15.65(BC州は2023年6月から$16.75になります。)10年間で6.5ドル上がることに。カナダドルの価値の上下は多少あるにしても大体$1(CAD)は100円で大差無いので、10年間で最低賃金が600円上がったものの、それに見合わない物価上昇という感覚です。牛乳だと10年間で2倍近くの値段になったブランドもあります。節約モードにならざる得ない人が大半といった状況になるかなと。

でも、大金で広告をうっている安いスーパーや原価を極限まで抑えて利益だけを考えているような所はやっぱりきな臭いんです。

怪しい(根拠とかじゃなく嗅覚です)


砂糖
「テーブルソルト」なのに材料に砂糖が入っている。

食に関して全体としての意識がより色濃く変わったという感じはあります。

「安いから」という理由で買うのではなく「地元の人を応援したいから」買う。

そのような意識です。
餅は餅屋の流れというのか、ガチガチにパッケージングされどのような過程を踏んで売り場に並んだか分からない大手ショッピングモールの商品よりも、例えば肉であればワックスペーパーで包んだ畜産農家直営のお肉屋さんのお肉を買う人が増えた。そんな感じです。(大手ショッピングモールの商品が全部ダメとかそういうことを言いたいわけではないので悪しからず)
日本は人口が全然違いますから流通が同じように機能しないことは承知ですが、節約よりも本当に必要なものか、本当に欲しい物なのか、というのをより厳選していく人がもっともっと増えると日本の本当の良さが活かされるのではないかなって感じます。


地元農家さんの市場


地球を大切にしたい気持ち

あとは食べ物そのものだけでなく、売り方として計り売りのお店で最近は良い出会いがありました。

自分で容器を持っていってソープ類から穀物類、ナッツ、乾物ほぼ揃います。

日本にこの前帰って、過剰包装がやっぱり気になったのは正直のところです。(エコバック持って買い物してるのに、大量のプラゴミを出しているのは矛盾してませんか?)


利益だけ数字だけで商売をしている人ではなく、その心を感じ取れるようになりたいなって思いながら生活する人が増えている肌感があります。(でもやっぱり経済がめちゃくちゃなのでできるだけ安くと選ぶ人と両極端に分かれているかもしれません。。物によって見極めが必要!)


現金に「恐れよりも自由」「独裁的な医療を終わらせろ」と直書き。(一応違法ではないらしいですが、大胆!)

後は、政府に反した人が銀行口座を凍結されたりする国ですので銀行への不信感も高まりました。完全にキャッシュレスになると政府がお金の管理ができてしまう仕組みを作ることが可能だということをすでに体感したからです。現金払いをできるだけしてキャッシュが死なないようにしている動きはあるかもしれません。
*CBDC(Central Bank Digital Currency)という世界規模での統一通貨の流れは日本の方が一歩前に出ましたね。

応援したい人を見極める直感力を磨きたい
お金は本当に応援したいところに感謝のしるしとして渡したい
便利だからという理由だけで流行りに乗らない

以上カナダバンクーバー在住一個人の意見でした!







これからも、日本のメディアでは報じられない情報を翻訳してシェアしていきます。よろしければサポートお願いします!