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上手い文章は書かない。「地域を編集する学校」ではどうしてる?

Webライターやフリライターとして働くには、
「上手い文章」を書けるスキルがないと無理…

と考える方が多いのではないのでしょうか?
どうやら、そうでもないらしいのです。

今回は、「地域を編集する学校」1限目で学んだ、
読まれる記事にするテクニックをご紹介します!

どうも!文章が苦手なWebライターです

初めまして!もり です!
お前誰やねんって思いますよね。わかります。

宮崎でWebライターやら、SNS運用やらなんやらしている者なのですが
文章を書くことがとても苦手です…

どれくらい苦手かというと、
夏休みの宿題「読書感想文」を提出したことがありません…
(先生ごめんなさい)
ということで、勉強しよう!と思った矢先、目に止まったのは

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(以下、こゆ財団)
開講している「地域を編集する学校」です!

本当に無料?!有料級のライティング講座
「地域を編集する学校」とは

地域を編集する学校とは、「編集」を仕事にしながら、
自分らしく生き生きと活躍するライター育成講座。

引用:Peatix「地域を編集する学校」イベントページ

こゆ財団は新富町で「世界一チャレンジしやすいまち」をビジョンに掲げ、起業家育成や移住促進、関係人口の創出に取り組んでいます。
そんなこゆ財団だからこそ開講できる、新富町を舞台に、
実際に足を運んで「取材」「編集」「発信」をする
超実践型ライター育成講座です。
講座は前期・後期各5回あり、毎回特別講師を招いて開講されます。

本当に文章力が不安…という方でも
講師と対面で質問ができたり、
運営スタッフも編集のプロが集まっていたり、
切磋琢磨できる仲間がいるので、安心してください!


1限目「面白い取材、面白い編集とは?」

1限目の特別講師は Forbes JAPAN 編集部 編集長 藤吉雅春 先生。
週刊文春や文藝春秋などで執筆活動し、
2015年には著書「福井モデル―未来は地方から始まる」が
新潮ドキュメント賞最終候補作になっています。

そうです。編集の超超超超超プロです!
1限目から講師が豪華すぎる…


タイトル思考が大切
小説と記事の違い

「小説」のタイトルと「記事」タイトル、違いはなんでしょう?
小説は誰が書いたかのかも見られたり、
書き出し数行まで読んでもらえる事もある。

記事はタイトルで、読むか読まないかが決まってしまう。

タイトルの時点で、Webであればクリック、
雑誌であればめくってくれるかどうかが決まります。
わかりやすくすることだけが、
タイトルの付け方ではないと教えてくれました。

タイトルをつけるだけで原稿の内容まで変わってくるため、
藤吉先生はタイトルは最初につけるそうです。
最初につけることで、内容が定まるため、
書くスピードも速くなるのだとか。

今度から、最初にタイトルつけちゃおう★
私は全部書いてから、まとめとしてタイトルをつけていました…

「型」を知っていれば、タイトル付けだって怖くない

でも、どうやって面白いタイトルにするのでしょうか?

基本の方を多く引き出しに入れて、
当てはめていくだけで面白いタイトルはできる!
週刊文春のタイトルはほぼ「型」になっているので
勉強にもってこい!だそうです。
実際に、私が買った号のタイトルは
全て下記のタイトルの型に当てはまりました!

ーー タイトルの型 5例 ーー

  1. 動詞で終わると動きが出る

  2. 体言止めにすると、イメージが浮かびやすい

  3. 本当の〇〇という興味を強く引く

  4. 数字と限定感

  5. ネガティブワードを1つ入れて、
    ポジティブワードを引き立たせる(逆張り手法)

実は原稿は料理と同じ

出来上がりをイメージして作り、
美味しかったと満足させることと一緒です。と藤吉先生は言います。

◆食べてほしい相手はどんな人?
「上手な文章を書きたい」
と思ってはいけません。
伝える相手によって、刺さる文章は違うから。
伝える相手の顔を思い浮かべながら書いてみましょう。

◆食べる前から「美味しそう」
取材後にすぐに仮タイトルをつけ、
どんな記事にするか想像しておき「面白そう」と
期待値を上げておきます。

◆実際に食べて美味しい
面白おかしく書くのではなく、「納得感」が得られるように書きます。
人が面白いと感じるのは「納得感」「辻褄が合っている」
「破綻していない」の3つが重要になってくるそう。
読んで面白くなければ、感動は与えられませんよね。

◆このレストランに、また来たい
読み終わった後、面白い記事だったと満足させることで
次の記事や、本記事の完読につながります。

1限目を終了します!

藤吉先生の講義後、実際に面白いタイトルになるよう、
グループで再編集するワークショップも行い、
その日学んだことを、その日に使ってみる体験もできます。

気になることは、直接講師に質問できる時間も設けられています。
充実した講座内容で、ここでは書ききれないほどの
テクニックを学ぶことができました!

面白いタイトルのつけるテクニック
・タイトルを最初につける
・たくさんの「型」を知っておく
・伝える人や、完成品を最初からイメージしておく


2限目は新富町で1泊2日のフィールドワーク!

テーマは「主語を”わたし”に戻す文章術」です。
特別講師はスタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー 日本版
コミュニティプロデューサー 井土亜梨沙 先生を招いて、
実際に開催されている夜市のお店に取材します!
タイトルを学んだ次は、文章術を実践を交えて学びます!
(楽しみと不安が入り混じる、3分の1の純情な感情…)

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
地域に密着した体験型Webライター育成講座はいかがでしょうか?
気になる方はぜひ、チェックしてくださいね!


気になる方はこちら↓

地域を編集する学校

こゆ財団ホームページ


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