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剥がれる

異国情緒たっぷり築地本願寺

昨日仕事で近くまで行ったのだけど、予定まで40分ある。そうだ!と立ち寄った。

私はドロドロが溜まると、築地本願寺か増上寺に行く。特に信仰心はない。

建築物が素敵
インドの古代建築様式を模しているらしい

東京帝国大学(現在の東京大学)名誉教授で建築家の伊東忠太の設計。建築研究のためシルクロードを旅した伊東忠太と大谷光瑞(浄土真宗本願寺派門主)の出会いから、設計建築された。

ということらしい。

本堂でぼけっとする。
本堂は御焼香の香りに包れている。それだけで落ち着く。椅子に座り暫くぼけっと天井を眺めていると。

私に纏わりついたドロドロが、体感としてわかるほど。ドロドロドロドロ。剥がれていく。
千と千尋の湯釜からドロドロが溢れてくる感じ。
ドロドロドロドロ。

心臓がどくどくする
色々い交ぜな気持ちが解けていく。

神社やお寺は神様にお願いするところではない。
そんなみんなのお願いなんて聞いてられないだろうし。感謝するところだと思っている。それなのに勝手にドロドロをお祓いしてもらおうだなんて。虫が良い話だけれど。
気のせいでもいいの。浄化した気になれば。
多分、幾分かは心が洗われて綺麗になった事でしょう。

築地本願寺は御朱印がない。築地本願寺が、というより、浄土真宗はないんだったかな?だからここは、ぼけっとする為だけに行く。

築地本願寺と増上寺は足を踏み入れるなり
うわぁーと圧倒されるようなパワーを感じる。
そしてこの剥がれる感を味わうのも、何故かこのふたつのお寺なのだ。私のパワースポット。

銀座と築地散策の観光スポットなのか、外国人観光客だらけだった。尚更異国感。

夜。
帰宅したら、抽選のライブが当選してた!うん。色々剥がれたみたい!

ステンドグラスも素敵

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