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好いひと

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腐れ縁の私の好いひと
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都合のいい男と都合のいい女

都合のいい男と都合のいい女

「青い花ちゃん、お誕生日いつだっけ?」

私の好いひとの言葉に呆れて崩れ落ちそうになる

・・・あのね、一昨年のお誕生日はお祝いしてくれたの。でも、去年のお誕生日は忘れ去られたままなの。50なのにお祝いしてもらってないのっ!だから私は永遠の49歳なのよ。

半年分の恨み節。
実は去年も同じ質問をされたのです。

「青い花ちゃん、お誕生日いつだっけ?」

で、私は。ふんっ、教えない。と、答えたの。

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雲を掴む日々

雲を掴む日々

熟成下書き

それからそのまま放置した(された?)
私から連絡しなかったらどうなるんだろう?

綺麗にお仕舞いにしたつもりで
そっと離れた。

1ヶ月半後

「ごめん」といって帰ってくる
ごめんの気持ちは持ち合わせてるんだな

どうせまたこれを繰り返す

繰り返してきた

そしてまた雲を掴むような日々

あー。思考停止。ポンコツ

恋は泡沫

恋は泡沫

noteをはじめて一年になる。
誰かに読んでもらうつもりなど全然なくて、それにこんなの誰も読まないと思って、脳内整理の為に始めたのに。今は読んでくださる方がいる。
ありがとうございます。
このnoteの目的と結論を書きたい。

【このnoteのコンセプト】私の好きなひと。
関係性に名前をつけないってなんなんだよ!

なんのこっちゃ?ってこういう話さ↓

【noteテーマ】
「関係性に名前をつけない

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悪い男の常套句

悪い男の常套句

私の好いひとは
数々の悪い男の常套句、名言を残してきた。
基本悪い男で50数年生きてきたのだと思う。

紆余曲折経て、悪い男の常套句も出し尽くしたのか鳴りを顰め、今は非常に落ち着いたおじさんになっている。

出会った時から、「恋人は作らない」と宣言しており自由恋愛スタンスだった。

関係が深くなり、付き合うの?と確認した時。
「なんで関係性に名前をつけたがるの?」
と、言い放った。

私が静かにブ

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名前はまだない

名前はまだない

旦那様や彼氏、奥様や彼女のコミュニティに
参加するしない、
したいしたくない、
色々あると思う。

ここ最近、私の好いひと(今年からこの表記にした。演歌みたいで気に入っている笑)の仕事や仲間内のコミュニティに一緒に参加するようになった。

その昔。元夫は
私の予定には送り迎えという形で付いてきた。美容院までついてきた。あれは束縛だったのか。
そして、
自分のコミュニティに私を連れ回す人だった。

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世界の終わり〜大人の恋愛編・完《音》

世界の終わり〜大人の恋愛編・完《音》

私の好きなギタリストは
なぜか皆早くに亡くなってしまう

好きなギタリスト不動のNo.1は
アベフトシだ
けれども彼は15年ほど前に
42歳の若さで亡くなっている

カッティングの鬼と言われた
サムライのような佇まいで弾くギター

ラストライブの最後の一曲
世界の終わり
弦が切れてもなお弾き続ける
アベフトシのギターは鬼気迫るものがあった

このミッシェルガンエレファントというバンドはなくなってし

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才能に惚れる

才能に惚れる

良い男で悪い男が好きと
公言して憚らない私は
実は
才能に惚れる

まぁ、才能がある人は自由人
才能あって品行方正な男なんているのだろうか?
世の中に大谷翔平君と藤井聡太君くらいしかいないだろう。

よくバンドマンがメジャーになって
タレントの女とか捕まえちゃって
糟糠の妻が捨てられちゃうけど。

そしてバンドマンが
ファンの女の子に手を出しちゃうけど。

仕方ない。
才能に惚れちゃったが負け

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君の顔が好きだ《音》

君の顔が好きだ《音》

笑った時の口が可愛いという
目をお褒めいただくことはあるのですが、
はじめて口を褒められたよ。

歯並びが綺麗で可愛いから歯を見せてという
新種の変態?
歯医者以外であーんと口の中見せたのははじめてだわ。

マスク生活も終わりを迎え、
顔を晒して出歩くのは3年ぶり。
すごい世界だったよね。世界中がマスクの仮面を被っていた。異様な数年間だった。

私たちが出会ったのはコロナ禍真っ只中。
緊急事態宣言

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最高のセフレ

最高のセフレ

彼は、 最高のセフレ。
セフレ界隈の中でも最高のセフレだ。

このパートナーとは
関係に名前をつけない
交際するなど約束はしない
という、契約しない契約。

出会った時から、お互い再婚するつもりも交際するつもりもなく、飲み友達からはじまった。
関係が深くなり、

「いつになったら彼女にしてくれるの?」
と、私から催促したことはあるのだけれど、
彼氏にし損なったままなのだ。

いつしかもう、そんなこ

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