わたしのSOGIE🌈

2022年11月6日 23:43

少し前から私は、自分の性に対して疑問を抱き始めました。

今まで、シスジェンダー、ヘテロセクシュアルとして生きてきましたが、最近、本当にそうなのか、誰が決めたのか、よくわからなくなってきました。

シスジェンダーとは、自分の出生の性（Sex）と自認する性が一致している人のことを指します。（トランスジェンダーの対になってます）

ヘテロセクシュアルとは、異性愛者のことを指します。（ストレートと呼ばれたりもしますね）

他にも区分やアイデンティティ、性的指向は多様にありますが（ゲイ、ホモセクシュアル、レズビアン、バイセクシュアル、アロマンティック、アセクシュアル、ヘテロロマンティック、etc）今回は割愛します。

そこで今回は、私がそう思うに至った経緯と多少の知識を共有したいと思います。

Sexsual Orientation（性的指向）
Gender Identity （性自認）
Gender Expression（ジェンダー表現）
の略語です。

例えば、日本労働組合総連合会は
性的指向を「好きになる性」
性自認を「心の性」
SOGIは人のセクシュアリティの属性を表す略称であると紹介しています。
参照↓

一般的に聞くのはSOGIですが、私はこれに「E」を加えてSOGIEと表す方が好きです。

この「E」とは Expression（表現）の略で、ジェンダー表現（Gender Expression）となります。

ジェンダーとは「社会的・文化的性（性別・性差）」を意味します。

日本学術会議学術とジェンダー委員会（2006）『提言：ジェンダー視点が拓く学術と社会の未来』より

そしてジェンダーは必ずしも二分的（女・男）なものではありません。

それは、様々な属性（人種・民族・階級・年齢・障害）の有無などによって多様性を持つ性別・性差です。

生物学的な性を「SEX」と呼ぶのに対して、社会的・文化的な性を「Gender」と呼びます。

私は今まで幸運なことに、自分の性に何の疑問も抱かず、男性、シスジェンダー、ヘテロセクシュアルとして生きてきました。

しかし、大学に入ってジェンダーを学び、いろんな人と話していくうちに、自分の性に対して疑問を持ち始めました。

詳しい話はまだあまりしたくありませんが、

自分は初めから「男」「異性愛者」だったのではなく、そう育てられてきた結果、そうなったのではないかと思い始めました。

家族、友人、学校、社会、テレビ、漫画、様々なものの影響を受けて、「社会化」されただけなんじゃないかと。

それにより、性別二分法や異性愛が当たり前とされている社会において、「マジョリティ」に属しており、特権的であるため、今まで何の違和感もなく生きて来れたんだと思います。

だから、「本当の自分」って何なんだろうと最近思います。

そんなもの無いんじゃないかとも。

最初から持っているものは何もなく、社会によって造られるのではないかとも思います。

たまたま、染色体がXXとXYになるだけで、受精卵はXX、つまり起源はみんな女の子だということを聞いたことがあります。

そう考えると、ますます、性差や性別は社会的に「造られる」
「女になる」
「男になる」　ものなんじゃないのかと思います。
（必ずしも女男だけではありませんが）

だから、私は男になったんだと考えています。
さらに、これから違う性になることも可能であるとも考えています。

ジェンダー表現とは、自身のジェンダーを外に示したものであり、ふるまい、ことば、格好、声などで表現されるものです。
↓参照

ここにも多様性があります。例えば、性自認が女性で、性的指向は女性、ジェンダー表現は男性的など。

個人的に、ジェンダー表現には、主観的と客観的の両方存在すると思っていますが、これについて書くと長くなるので割愛します（笑）

このジェンダー表現についての私の悩みを以下に共有します。
↓

この記事が参加している募集